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4大メーカーのUEFI設定をチェック
常用オーバークロックの場合、設定はマザーボードのUEFIから行うのがセオリー。ユーティリティからだとWindowsを起動するごとに設定の読み込みが必要なので手間があります。また、UEFIからの方が安定性を確保しやすいという特徴もあります。
設定方法ですが、全てのコアを同じ倍率で動かすAll Coreモードを使ったものが以前は主流でした。しかし、近年のIntel CPUは最大ブーストクロックが5GHz超えと高いため、全コア同じ倍率だと、最大ブーストクロックよりも手動設定できるクロックが低くなる傾向があります。そのため、近年では使用コア数に応じて倍率を別々に設定するPer Coreモードや、各コアの倍率を独立して限界値まで上げる手法の人気が出ています。これらの設定は負荷の低いシングルスレッド処理のクロックをより高く設定可能なので、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能を高い次元で両立可能です。マルチスレッド性能が必要なクリエイティブタスクから、シングルスレッド性能が必要なゲームまで、多くのシチュエーションでパフォーマンスを発揮可能な設定が現在のトレンドです。