- 1. 自動オーバークロック機能の進化に注目!
- » 2. メモリオーバークロックのコツは?
- 3. 4大メーカーのUEFI設定をチェック
メモリオーバークロックのコツは?
Core i9-11900Kなら DDR4-5000超えが簡単に
第11世代 Coreプロセッサーではメモリ周りの仕様も変更が入りました。これまではメモリとメモリコントローラーの速度が1対1のモードしかありませんでしたが、メモリコントローラーの速度を半分に落とすGear2モードが実装されました。この実装の恩恵でメモリコントローラーの耐性が足かせになることがなくなったので、DDR4-7200という驚異的な世界記録が樹立されました。
メモコン
Gear1での動作限界はメモリコントローラーのOC耐性が高い場合でもDDR4-4000とされていて、安定性も考慮するとDDR4-3600が狙い目です。今回のベンチマーク結果によると、DDR4-4000まで上げてもGear2になったことによるスコア低下を埋められない場合もあったので、Gear1で安定動作するDDR4-3600クラスの製品を選ぶのが最も効率的かもしれません。DDR4-2666だと性能が大幅に低下する場合もあるので、価格も考慮するとDDR4-3200クラスも狙い目です。DDR4-3200だとネイティブ動作の製品もあるのでOCメモリが苦手な人も安心できます。
シミオシメモリはコレ
DDR4-3200のOCメモリ。CL16動作なのでスペックも申し分なく、ヒートシンクを装備しており冷却も万全。価格も8GB×2枚キットの中では安い部類でコストパフォーマンスが高い製品です。
DDR4-3600モデルかつCL18動作という申し分ないスペック。ヒートシンクにはRGB LEDが装備されており見た目もよし。
16GB×2枚キットで容量と性能を両立したい場合にオススメです。CL16動作でアクセスタイミングが16-19-19-39と若干タイトな仕様。Trident Z Neoシリーズは無印モデルよりもヒートシンクの質感が良く、RGB LEDの数も多いので高級感があります。
OCメモリの耐性の高さに定評があるGALAXのOCメモリ。DDR4-4000でCL19動作という仕様で、ホワイトのヒートシンクがなんともクールです。