高価だが余裕のあるVRM、BIOS,UEFIは要改善

□デザイン
歯車が良いアクセントのマザーボード。
中身のケーブルとアンテナと取説が箱の中で踊ってましたが、特に破損はなかったため良しとします。
サイズが、E-ATX(幅267mm)となるため、ATX用のケーブルを通すグロメットが干渉または使えなくなります。
かといって、フルサイズE-ATXのグロメット箇所では距離があるためレイアウトには少し難ありです。

□スペック
105AのSPSが24フェーズということもあり、フルロードでもVRMの温度上昇を抑えられています。
PCIe等はハイエンドのマザボと比較すると相応な印象。
ただし、排他的機能が多いためよく確認することをお勧めします。
※PCIe 5.0を使用すると、M.2やSATAが使えない等あります。

□BIOS,UEFI
アップデートで改善はされてきてはいますが、未だにバグや不安なところがあります。
特に、FANコントロールLED制御、RAM関係のバグが気になることがあります。
RGB_LED制御は、USB機器との相性問題あり。
FANコントロールは、温度制御に難ありです。

□総評
スペックや機能を比較すると、同価格帯ではコスパは良いと思います。
あとは、BIOS等がもう少し成熟されていれば言うことなしのボードになると思います。