人気の高さから早くも小型ベアボーンキットの定番商品となっている新型DeskMiniシリーズ。特に人気なAMDモデルであるDeskMini X300のお勧め構成をASRockの原口氏に聞いてみました。
8コア16スレッド動作のRyzen 7 PRO 4750Gを組み込めば超コンパクトかつ高性能なPCが簡単に作れます。容量1.92Lという超コンパクトサイズの筐体からは想像ができない程の性能になるのでロマンがありますね。GPU性能もAPU最上位モデルだけあり高く、軽いゲームならCPU性能の高さと相まって遊べてしまうのだから驚きです。軽作業や軽いゲーム中心ならメイン機としても余裕で活躍出来るポテンシャルですよ。
DDR4-3200でネイティブ動作するDDR4 SO-DIMMモジュール。
メモリはコスパ重視で選びたいですが、APUが最大でDDR4-3200をサポートしているのでDDR4-3200のメモリを選びたいですね。メモリクロックが上がるとCPUコアやGPUコアの性能も上がるので更に速くなります。今回のDeskMiniはメモリOCにも対応していてDDR4-3200+をサポートしているので、メモリ周りの作り込みもしっかりとしています。Crucialのネイティブ動作のDDR4-3200モジュールを選ぶと安定性と速さを両立出来るのでお勧めです。容量は用途に合わせて選ばれると良いと思います。
読み込み速度最大2400MB/sのM.2 SSD。コストパフォーマンスの高さから人気の製品でDeskMiniシリーズとのセット購入も多い。
僕は速さを求めるタイプなのでM.2 SSDを使いますが、容量単価で見るとSATA SSDも魅力的です。M.2 SSDが2基と2.5インチドライブが2基の合計4基ストレージが搭載可能なのでこのサイズながらストレージ不足の心配はありません。SSDの銘柄ですが僕はWestern DigitalやSamsungとかCrucialなど、大手メーカーの製品を選ぶ場合が多いですね。発熱が気になる場合はヒートシンクを装着するのもお勧めです。
AM4ソケットに対応した全高37mmロープロファイルCPUクーラー。Noctuaらしい綺麗な作り込みで静音性も抜群。
日本版のみ付属する標準クーラーですが、A300の物に比べて大型化しているので十分な性能を発揮します。しかし、より静かにしたい場合やより冷やしたい場合はCPUクーラーを交換するのもありですね。僕が交換するとしたら、NoctuaのNH-L9a-AM4を選びますね。ヒートシンクの作りもいいですし静かで冷えるので。クーラー交換される時ですが、クーラーの高さに注意してください。46mmまでのサポートとなっています。
磁石内蔵のダストフィルター。手軽に着脱可能なので掃除がしやすい。
長期間使っていると埃が溜まるのが気になりますよね。僕は長時間稼働させるリビングPCに使いたい派なので、磁石付きのダストフィルターをサイドパネルに貼り付けて埃対策をしたいです。めちゃくちゃ掃除が楽になりますよ。