次世代のメカニカルキースイッチ採用!
SteelSeriesによる最新ゲーミングキーボード「Apex Pro」登場!
ゲーミングデバイスメーカーとして大きな人気を誇る「SteelSeries」から、期待の新製品「Apex Pro」が発売しました。
独自開発の最新メカニカルキースイッチ「OmniPoint」を採用しています。
従来のメカニカルキーボードと比較しレスポンスを8倍高速化、作動を5倍高速化、耐久性を2倍向上させた「Apex Pro」!その魅力を詳しく見ていきます。
新時代のメカニカルキースイッチ OmniPoint
「Apex Pro」は新開発された最新スイッチ、磁気ホール効果センサー使用「OmniPoint」搭載の、最新世代のゲーミングキーボード。
メカニカルキースイッチで大定番といえば「Cherry MX」ですが、そのラインナップの中でも高速入力向けである「CherryMX Speed」、いわゆる銀軸と比較しても「OmniPoint」は反応速度や作動速度に優れます。
また、従来のメカニカルキースイッチが打鍵回数 5,000万回の耐久性だったのに対し、「OmniPoint」は1億回の打鍵回数と耐久性も大きく向上。まさに、新世代のメカニカルキースイッチとなっています。
スイッチ
キープレス
スピードスイッチ
キープレス
メカニカル
キープレス
キーボードに求められる様々なことも、これひとつで解決するかも。
「Apex Pro」最大の特徴は「アクチュエーションポイントを0.4mm-3.6mmの間で調整可能」であること。
アクチュエーションポイントを変更できる製品としては第2世代「REALFORCE」などがありますが、ゲーミングキーボードにはまだまだ少なく「Apex Pro」は発売前から注目を集めていました。
これまで発売されてきた入力スピードを重視する多くのキーボードはアクチュエーションポイントが浅い位置に設定されています。そのため一般的な文字入力などの際、意図しないキーを誤って入力しやすい傾向がありました。
しかし「Apex Pro」(そして採用されている「OmniPoint」)では、アクチュエーションポイントを0.4mm-3.6mmの間、10段階で設定できるので、ゲーミング時は高速入力のため浅いアクチュエーションポイント、文字入力時は確実な入力のために深いアクチュエーションポイントのキーボードとして運用できます。
アクチュエーションポイントにこだわるユーザーにとっては当たり前のことではありますが、ほんの数ミリの違いでも使用感は大きく異なります。
今回実機を取材する機会がありましたので、実際にキーごとに違ったアクチュエーションポイントを設定してみました。
アクチュエーションポイント
アクチュエーションポイント(作動点)は、キーを押し下げてスイッチがONになるポイントです。
ONになるまでの押し下げ距離で表記され標準的なメカニカルでは2.0mm程の位置にあります。
Sキーを最も深い3.6mm、Aキーを0.4mmに設定しています。
動画ではわかりにくいかもしれませんが、Sは比較的しっかり入力しなければ反映されないのに対し、Aはふわっと表面に触れるだけで入力されるイメージです。
設定はソフトウェアからキーごとに簡単に行えます。
ゲームプレイ時とウェブブラウジングや書類作成時など用途ごとにまるごと設定するのもいいですし、高速な反応が求められやすいWASDキーなどだけを浅く設定し、誤って押してしまうと困ることもあるWindowsキーを深く設定することもできます。
これまで用途によって使いづらい場面があったり、もしくはキーボード自体を使い分けているユーザーもいたかもしれません。
しかし「Apex Pro」ならそんな手間はかかりません。これひとつで多くの用途に対応できてしまいます。
「Apex Pro」のキーは非常に軽く感じます。
ロジクールの同グレードの製品よりもかなり軽く、RAZERのリニアスイッチ採用モデル「Huntsman」に近い荷重に思えます。
しかしながら、比較的しっかりとバネによる反発が感じられるので、入力がもたつく印象はありません。打鍵音を撮影しましたので、参考にしてみてください。