更新日:2019/07/08
注目ポイントは「高いコストパフォーマンス」と「非常に優れた性能」のバランス!
「HUION」製品の特長はその優れた性能と、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
液晶グラフィックタブレット(通称液タブ)という製品市場に、海外メーカー製品の参入やタブレットPCのタッチ性能進化によって安価な製品も増えてきた昨今。
どの製品を選ぶのが自分にあっているのかは気になるところですよね。
「HUION」は特にこれまで市場でほぼ一強だったワコムに並び立つといわれる評判です。
Kamvas Pro13
特徴
- 軽量アルミ合金で実現した910g, 薄さ11mmの軽量ボディ
- 視野角の広いIPS液晶(フルHD)
- 映り込みの少ないアンチグレア(非光沢)ガラス
- フルラミネートスクリーン
- 自然な描き心地をサポートする8192段階の筆圧検知
- 接続が簡単な3in1 USB-Cケーブル
機器構成
- センシング高さ: 10mm
- レポートレート: 266PPS
- ビデオインターフェース: タイプC
- OSサポート: Windows 7以降、macOS 10.12以降
重量とサイズ
- 重量: 910グラム
- 厚さ: 11mm
- 寸法: 388×219mm
- ワーキングエリア: 293.76×165.24mm
Kamvas GT-191 V2
特徴
- アンチグレアガラス
- パッシブ電磁気技術
- プロのカラーマネジメント
- クロスプラットフォーム対応
機器構成
- センシング高さ: 10mm
- レポートレート: 266PPS
- ビデオインターフェース: HDMI、DVI、VGA
- OSサポート: Windows 7以降、macOS 10.12以降
重量とサイズ
- 重量: 3.3キログラム
- 厚さ: 35mm
- 寸法: 475×298mm
- アクティブエリア: 434.88×238.68mm
実際に触ってみるとこうだった!
今回実機を取材する機会に恵まれましたので、実際に触ってみました。
取材を行ったのは「Kamvas GT-191 V2」。13インチ前後の製品が多かった低価格帯液晶タブレットの市場に大型の製品の参入ということで、注目されている製品です。
視差が大きいのは一長一短?
書き味は全く問題ありませんでしたが、視差の大きさは少し気になりました。
これは実機で実際に画面にタッチしている状態です。少しばかり上方向にズレています。キャリブレーションの問題も考えドライバからキャリブレーションも行いましたが、改善されず。これは視差の仕様になるようです。もちろん個体差もあるとは思いますが、この若干の視差については慣れが必要だと思われます。慣れれば問題ないレベルだと思います。心配な場合は店頭などで実機に触れてみた方がいいかもしれません。
ですが、視差が大きい=液晶が分厚い ことによって、液晶部分に接する手への熱はかなり少なく感じます。ワコムの液タブを使っているユーザーの多くが接している手への熱に悩んで対策を講じていることを考えれば、一長一短なのかもしれません。
※ポインタ位置のキャリブレーションは公式ドライバのメニューから行えます
キャリブレーションを開始します。
赤く表示されるポインタをクリックしていきます。これで完了です。
優秀なハードウェア設計
液晶部分の性能以外にも注目ポイントを紹介しましょう。
まず、実際に作業する際に重要な角度調節は20~80度で、好みや作業環境に合わせていつでも自由に変えることが可能です。スタンド上部に調整用部品があるので、それを引いて好みの角度で固定します。簡単です。
実際に固定してみたところがこちら。簡単に好みの角度に固定することができます。立てて描きたいユーザーも寝かせて描きたいユーザーもワンタッチで調整可能なのは嬉しいところですね。机の環境によって選択してみてください。
デジタルペンは新技術のパッシブ電磁テクノロジーを採用しており、電池や充電の必要がありません。これは長時間作業を行うユーザーや、デスク以外で作業を行うユーザーには非常に嬉しいポイントだと思います。
スタンドもついています。