更新日:2019/03/06
大人気小型ベアボーンキットに
待望のRyzen搭載可能モデルが登場!
待望のRyzen搭載可能モデルが登場!
「DeskMini」と言えば、ASRockから発売されている低コストながらマルチに活躍する小型マシンを簡単作成可能な大人気のベースセット。
そんな「DeskMini」にユーザー待望のAMD RYZEN搭載可能モデルが新登場!
そんな「DeskMini」にユーザー待望のAMD RYZEN搭載可能モデルが新登場!
非常に優れたコストパフォーマンスを発揮しながら、グラフィックス機能にも期待できる優秀な一台として仕上がります。
今回の特集では、実際にこの人気モデルの組み立てを行い、その過程や秋葉原で販売しているオススメ構成などをご紹介致します!
スペック
まずは「A300 Series」のスペックを確認しておきましょう。
サイズ | 155 x 155 x 80 mm (1.92L) |
---|---|
CPU | AMD® AM4ソケットCPU (Raven Ridge、Bristol Ridge、最大65W)をサポート |
メモリー | DDR4 SO-DIMMスロット x 2 最大32GBをサポート DDR4-2933MHz (RyzenCPU) / 2400MHz (Aシリーズ APU) |
グラフィック チップ |
HDMI(4K @60Hz) x 1 DisplayPort x 1 D-Sub x 1 |
サウンド | マイクジャック付きヘッドフォン x 1 マイク入力 x 1 RealtekALC233 |
USB |
|
ネットワーク | ギガビット LAN (RealtekRTL8111H) |
---|---|
ストレージ | SATA3(電源コネクタ付き) (RAID 0/1) x 2 ウルトラM.2(2280)PCIe Gen3×4 SSDスロット x 1
|
ワイヤレス ネットワーク |
Wi-Fi + BT モジュール用 M.2 (key E 2230) スロット x 1 |
コネクタ | USB 2.0 ヘッダー x 1 フロントパネルヘッダー x 1 4-ピンファンコネクタ(CPU,SYS) x 2 DC 入力ジャック(19V 電源アダプタに対応) x 1 内部スピーカーヘッダー(4 ピン) x 1 シャーシイントルージョンヘッダー(2 ピン) x 1 オーディオヘッダー(4ピン) x 1 |
付属品 | 電源ケーブル付きSATAデータ x 2 120W/19Vアダプタ x 1 ネジパック x 1 |
筐体デザインは発売済みのIntel対応モデルと変更点などはありません。
外部出力端子やUSBポートの数・同梱されている付属品に関しても同じです。
外部出力端子やUSBポートの数・同梱されている付属品に関しても同じです。
実際に組み立ててみる!
では実際に組み立てます。
今回の組み立ては左下の構成で行いました。
では実際に組み立てていきましょう!
CPU | Ryzen 5 2400G with Wraith Stealth cooler |
---|---|
ベースキット | DeskMini A300 |
メモリー | キングストン 260pin S.O.DIMM DDR4-3200/8GBx2枚組 CL20-22-22 1.20V |
CPUクーラー | Ainex「IS-40X」 Noctua「NH-L9a」 |
ストレージ | Western Digital 「WD Black SN750 NVMe SSD Without Heatsink 250GB」 |
OS | Windows10 home パッケージ版 ※光学ドライブが搭載できないベースキットなので、インストールメディアがUSB メモリーのパッケージ版を選択。 |
1 |
箱から取り出した「DeskMini A300」本体です。 四か所のネジ止めを外して中身を引き出します。 最初はスイッチの結線がされたままになっていますので、断線させてしまわないよう、そっと取り出しましょう。 |
2 |
CPUクーラーを取り付けるため、背面にネジ止めしてあるプレートを外します。 同梱されているファンを使う場合、クリップで引っ掛けて固定するだけなのでこの作業は必要ありません。 プレートには2.5インチのストレージを固定することができるようになっています。 |
7 IS-40Xでの組み立て
※Wi-Fiキットを使用する場合、ストレージよりも下の階層への取り付けなので先に行います。
なお、「DeskMini A300」のM.2スロットはNVMe接続専用となり、内部SATA接続のM.2製品は認識しません。
なお、「DeskMini A300」のM.2スロットはNVMe接続専用となり、内部SATA接続のM.2製品は認識しません。
同梱クーラーでの組み立て
RYZEN 2400Gに付属するリテールクーラー「Wraith Stealth cooler」は干渉して入らないので、別途販売されているCPUクーラーを使わない場合はこちらを使います。
クリップで引っ掛けて固定するだけなので、とても簡単です。
グリスにフィルムなどがついていない状態で収納されていますので、取り出す時触ってしまわないよう注意しましょう。
RYZEN 2400Gに付属するリテールクーラー「Wraith Stealth cooler」は干渉して入らないので、別途販売されているCPUクーラーを使わない場合はこちらを使います。
クリップで引っ掛けて固定するだけなので、とても簡単です。
グリスにフィルムなどがついていない状態で収納されていますので、取り出す時触ってしまわないよう注意しましょう。
その他写真と解説
実際に動かしてみた!
せっかくなので、実際にどれくらいパワーが出るのか動かしてみました。
某国産大作MMORPGのベンチマークを試してみると、FULL HDなら最高画質でも動きます。
もちろん場面によっては(特に波の描画など)多少カクつくので、どこでも快適にプレイを……と実践的に考えるなら高画質やもう少し軽めの設定が良いかもしれません。
もちろん場面によっては(特に波の描画など)多少カクつくので、どこでも快適にプレイを……と実践的に考えるなら高画質やもう少し軽めの設定が良いかもしれません。
それでもこれほどの小型筐体で比較的処理の重い某国産大作MMORPGが動いているのは驚きですね!
この性能なら現在リリースされている多くのゲームがプレイできそうです。
この性能なら現在リリースされている多くのゲームがプレイできそうです。
秋葉原店頭オススメ構成!
今回の発売に際して、実際に秋葉原のツクモ店舗スタッフにオススメ構成をきいてみました。
構成のコンセプトとしては「小型でもパワフル!」です。
AMD RYZENの強みである強力なオンボードグラフィックスは筐体が小さくグラフィックス面がCPUに依存するDeskMiniのような製品と特に相性が良いと言えます。
4K画面出力や、Full HDのマルチディスプレイなどでも問題なく対応可能なパワーを小型筐体で活用できるのは大きな魅力です。
予算に余裕がある場合はメモリーやストレージの容量をグレードアップしたり、無線LANを搭載するのも面白いです。
ところで今回の構成で特にオススメしたいのがCPUクーラー。
RYZEN5などマルチコアのCPUを搭載する場合、やはり発熱が気になるところですよね。
「DeskMini A300」に同梱されているCPUクーラーでも冷却はもちろん行えますが、別売りのより強力なクーラーと同じ温度まで冷却する際の回転数が大きく違います。
騒音もさることながら、強力な冷却は発熱がCPUのクロック上昇を妨げるのも防げるので、可能な限り別売りのモデルを搭載するのがオススメです。
CPU | RYZEN 52400G |
---|---|
ベースキット | ASRock「DeskMini A300」 |
メモリー | 「Crucial」DDR4-2666 8GB*2 |
CPUクーラー | 「Noctua」NH-L9aもしくは「Ainex」IS-40X |
SSD | 「Western Digital」WD Black SN750 NVMe SSD 250GB |
OS | Windows 10 Home(パッケージ版) |