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更新日:2019/01/10
最小スペースを最大限活用できるように設計されたMini-ITXケース RAIJINTEK「OPHIONシリーズ」
RAIJINTEKからデュアルチャンバー構造の Mini-ITX ケース「OPHION」「OPHION EVO」が発売。

非常にコンパクトでシルエットの美しい「OPHION」と、水冷ラジエータ搭載スペースを実装した「OPHION EVO」の二種がラインナップ。いずれもデュアルチャンバー設計でマルチな活躍が期待できます。

今回はそんな期待の新 Mini-ITX ケース「OPHIONシリーズ」をご紹介致します。
製品特長
■Mini-ITX対応!
デュアルチャンバー構造のPCケース「OPHION」
「OPHION」は、強化ガラスパネル採用のMini-ITX対応 PCケース。非常に小型でありながら、ATX型電源の搭載や330mmまでのグラフィックスカードに対応し、マルチな活躍の期待できる製品です。
分割構造のデュアルチャンバー設計
内部は分割構造のデュアルチャンバー設計を採用することで発熱の高いパーツを分離し、エアフローに有利な位置に設置することで冷却しやすく、また、その他のパーツを熱から守る構造となっています。
ケース内の熱を効率的に排出するエアフロー
排熱の要である冷却ファンもトップ部分に120mmファンを2基、ボトム部分に120mmファンを1基搭載することが可能となっており、内部の熱を的確に排出することが可能です。
CPUクーラー高としては85mmと水冷ラジエータに対応するEVOと違ってハイエンドCPUを搭載することは難しいですが、その分非常にコンパクトで置き場所に有利であり、洗練されたシルエットの製品となっています。

■基本的なデータ
「OPHION」の基本的なデータはこちら。
Mini-ITX対応!デュアルチャンバー構造のPCケース「OPHION」
  • カラー:ブラック
  • 3.5インチベイ:1
  • 2.5インチベイ:3
  • 拡張スロット:2
  • 搭載電源:なし
  • 対応マザーボード:Mini-ITX
  • 対応電源:ATX規格電源
  • ファン (搭載可能数) トップ:120mm ×2 ボトム:120mm ×1
  • フロントポート:USB3.0 ×1 , Type-C ×1
  • 保証:1年
  • 体サイズ:174mm(幅) x 245mm(高さ) x 375mm(奥行き)
  • サイドパネル:3mm強化ガラス
  • CPUクーラー高:最大85mm
  • GPUカード長:最大330mm
  • 重量:3.14kg
  • 付属:ライザーケーブル
※機能改善等の理由から、予告なく機能や仕様が変更される可能性があります。予めご了承ください。
■こんな用途にオススメ!
置き場所をとらないマシンでありながら、ミドルレンジのCPUやミドルレンジのグラフィックスカードを搭載可能な便利さがメリットの製品。リビングに置くようなサブマシンから、激しいゲーミングなどを行わないならメインマシンとしても活躍します。

また、従来製品と比較しても格段に冷却性が高いので、小型ケースでありながら内部のパーツの寿命にも期待できます。

ATX型電源に対応しますが、内部空間が狭いため140mmまでのものや、SFX型電源をブラケットで設置する方がケーブルの取り回しは簡単でしょう。

そうは言ってもコンパクトながらマルチに活躍するPCを構成できる、魅力的なケースとなっています。

「OPHION」の上部に240mm
ラジエータ・ファンの搭載可能
スペースを追加したモデル「OPHION EVO」!
「OPHION EVO」は「OPHION」の上部に水冷ラジエータ及びファンの取り付けスペースを搭載したモデルです。
240mmラジエータに対応
EVOでも空冷CPUクーラーに関しては高さ85mmまでですが、240mmラジエータに対応することで、Core i7やCore i9などのハイエンドCPUでも冷却可能です。

よりハイエンドの構成を目指すことができます。

■基本的なデータ
「OPHION EVO」の基本的なデータはこちら。
「OPHION」の上部に240mmmmラジエータ・ファンの搭載可能スペースを追加したモデル「OPHION EVO」
  • カラー:ブラック
  • 3.5インチベイ:1
  • 2.5インチベイ:4
  • 拡張スロット:2
  • 搭載電源:なし
  • 対応マザーボード:Mini-ITX
  • 対応電源:ATX規格電源
  • ファン (搭載可能数) トップ:120mm ×2(240mmラジエーター搭載可)、ボトム:120mm ×1
  • フロントポート:USB3.0 ×1 , Type-C ×1
  • 保証:1年
  • 本体サイズ:174mm(幅) x 290mm(高さ) x 375mm(奥行き)
  • サイドパネル:3mm強化ガラス
  • CPUクーラー高:最大85mm
  • GPUカード長:最大330mm
  • 重量:3.56kg
  • 付属:ライザーケーブル
※機能改善等の理由から、予告なく機能や仕様が変更される可能性があります。予めご了承ください。
■こんな用途にオススメ!
小型PCでもハイエンドを目指す方にオススメのモデル。

Mini-ITXながらCore i7やCore i9などのCPUやモデルを選べばハイエンドのグラフィックスカードにも対応することから、総合的な高パフォーマンスを実現可能です。

編集やVR、ゲーミングなど広い用途に対応できるのが強みです。
■秋葉原店員に実際にきいた!
「OPHION」オススメ構成!
※ケースファンは2基搭載をお奨め致します。

※ケースを「OPHION EVO」に変更し、CPUをよりハイエンドにする場合は水冷クーラーを選択。 ケーブルが柔らかく内部で取り回しのしやすいNZXT KRAKEN X52 RL-KRX52-01などがオススメ。

■構成解説
コンパクトケースではありながら、編集作業やスタンダードなゲーミングをこなす【そつのない構成】です。

Core i5-9600Kの冷却に関しては、トップフロー型で背の低い中では冷却性能の高いNoctua製「NH-L9x65」を採用しています。

グラフィックスカードは多くのゲーミングに対応可能な GTX 1060 の、クーラーも干渉しづらい玄人志向を選んでいます。より上位のモデルを使用する場合はクーラー部分の干渉や排熱問題に対処するため、外排気型のモデルがオススメです。

ライザーカードでファン部分がケース側面に見えるよう配置されるので、好みのデザインのモデルを選ぶとビジュアルとしても楽しめます。 また、グラフィックスカードを搭載しているので冷却のために120mmファンを追加搭載しています。

ケースをEVOに変更し、水冷クーラーを使用する場合はCPUの選択にも制限がなく、より幅広い用途に対応可能です。 ストレージ類は内部空間確保の観点から省スペースが望ましく、M.2 SSDを選んでいます。

電源も奥行きの短いもの(140mm)を選択しています。

こういった内部空間に制限はあるものの、非常にコンパクトなケースでありながら多くの作業に対応可能な構成を選べるケースになっています。

【注意点】
  • グラフィックスカードを設置する場合、組み立て時にマザーボードの背面とケースの間にライザーケーブルを通すので、マザーボード背面のM.2 スロットは使用できません。
  • マザーボードのすぐ横に電源が配置されるため、横向きにSATAやUSBを接続するマザーボードを使う場合は干渉する恐れがあります。
  • ファンの方向がガラスパネル側に向くため、吸気スペースの観点からグラフィックスカードは外排気型、もしくは2スロットファンのモデルまでがオススメです。
    2スロットでもゲーミンググレードの大型クーラーモデルは干渉する場合があります。
  • ATX型の電源に対応しますが、160mmなどの大型のモデルは内部空間を圧迫し、ケーブルの取り回しに不利です。
    可能なら140mmまでのものや、SFX電源を使用した方が組み立ては格段に楽になるでしょう。
■ポイント解説
まずは外観を見てみましょう。

「OPHION」と「OPHION EVO」を並べてみたのが下の画像です。

正面からと横からの画像をご用意しました。正面からの画像 向かって左が「OPHION」、右が「OPHION EVO」です。横からの画像 手前が「OPHION」、奥が「OPHION EVO」です。

「OPHION EVO」の方が上部にラジエータやファンを搭載するためのスペースがあるため、若干大きくなっています。

OPHIONとOPHION EVOの大きさ比較1 OPHIONとOPHION EVOの大きさ比較2
デュアルチャンバー設計により右サイドにマザーボード類、左サイドにグラフィックスカードの搭載スペースが分かれています。

熱源となるビデオカードとCPUの設置場所を分けることで他のパーツを熱から守る事が出来るだけでなく、空気の通り道に熱源パーツを置く事で効率的に排熱する事ができます。

デュアルチャンバー設計1 デュアルチャンバー設計2
ライザーカード
ライザーカードです。

これによりグラフィックスカードを通常とは違う位置に取り付ける事ができます。

マザーボード設置
ライザーカードはマザーボードの下に敷くようなイメージでの取り回しになりますので、背面スロットは使えなくなります。
ビデオカード取り付け
ぐっと押さえつけてネジ止めする必要があります。
ボトム部分にはマグネットフィルターとファンの取り付けスペースが用意されています。

ここから吸気し、トップに搭載されたファンから排気することで、グラフィックスカードが冷却されやすくなっています。

ケースボトム部分 マグネットフィルター
これはEVOの内部に実際にラジエータを組み込んだ時の図です。

電源は可能な限り奥行きの短いモデルを選んだ方がケーブルの取り回しに有利です。

160mm電源取り付け例 SFX電源取り付け例
■いかがでしたか?
期待の新Mini-ITXケース「OPHION」をご紹介しました。

強化ガラスパネル採用コンパクトケースで求める性能を実現してみるのはいかがでしょうか。

ご購入はツクモネットショップにて。
製品画像
※写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。
※写真をタップすると拡大画像をご覧いただけます。
■OPHION
  • OPHION 1
  • OPHION 2
  • OPHION 3
  • OPHION 4
  • OPHION 5
  • OPHION 6
  • OPHION 7
  • OPHION 8
■OPHION EVO
  • OPHION EVO 1
  • OPHION EVO 2
  • OPHION EVO 3
  • OPHION EVO 4
  • OPHION EVO 5
  • OPHION EVO 6
  • OPHION EVO 7
  • OPHION EVO 8
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OPHION 0R20B00097
RAIJINTEK
OPHION
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OPHION EVO 0R20B00098
RAIJINTEK
OPHION EVO
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