更新日：2018/06/18

「SABERAY」は今自作PC市場で非常に人気の高いLEDライティングに対応したPCケース。

各社マザーボードに搭載された「RGB Sync」（LEDライティング機能）に対応し、連動させて光らせることが可能になっています。

※真ん中のケースが「SABERAY」です。

購入時から標準でLEDストリップや、リングLEDを内蔵した120mm冷却ファン「T.B.RGB」を3基搭載しています。

これらはASUSの「AURA SYNC」に代表されるようなマザーボードによるLEDライティングの制御機能に対応し、接続アイテムと連動して制御できるようになっています。

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まとめ特集 】 はこちら！

そして本製品最大の特長が「ENERMAX LED LIGHTING Technology」採用でムラ無く輝くLEDストリップ。

通常、LEDストリップは、配置されたLEDとLEDの隙間部分に発光の弱い部分があり、どうしてもラインで光らせた際にムラが出てしまっていました。

今回「ENERMAX LED LIGHTING Technology」を採用することで、フロント部分の左右に設置されたLEDストリップはほぼほぼムラなく美しいラインを輝かせます。

このLEDライティング部分は、マザーボードの制御機能を使わない場合、フロントトップにあるPowerスイッチ横のボタンによりカラーリングの変更などが可能です。

LEDライティング機能に対応していないマザーボードを使っている場合でも、ライティングを楽しめるようになっています。

その他、内部パーツに光るアイテムをチョイスした場合も美しく演出してくれる厚さ4mmの強化ガラス製サイドパネルや、イルミネーションを重視したフロント部分のアクリルパネルなど、ビジュアル面にも気を遣ったデザインになっています。

加えて、エアフローを強化するメッシュタイプのフロントパネルが付属しており、ビジュアル重視の構成からスペック重視の構成へと、お好みにあわせツールレスで簡単に変更できる設計となっています。

LEDに特徴があるビジュアル重視ケースのようでいて、「SABERAY」はその実非常に堅実な造りをしたATX型のケースです。
5インチベイを1基、3.5インチベイを2基、2.5インチベイを最大6基搭載可能で（うち2基は3.5インチベイとの排他利用）多くのストレージを搭載可能。

また、冷却性に関しても最大で9基までファンを搭載可能であり、フロント部分をメッシュパネルに換装することでより高い冷却性を実現可能となっています。

①フロント（吸気）

3 x T.B. RGBファン搭載済み

3 x 120mm or 240 / 360mm 水冷ラジエーター対応

②サイド（排気）

2 x 120mmファン or 240mm 水冷ラジエーター対応

③トップ（排気）

3 x 120mmファン / 2 x 140mmファン or

240 / 280 / 360 水冷ラジエーター対応

④リア（排気）

1 x 140mm静音ファン搭載済み

1 x 120 / 140mmファン or

1 x 120 / 140mm 水冷ラジエーター対応

ゲーミングに欠かせないグラフィックスカードに関しては最大で420mmまでサポートしています。

一般的なグラフィックスカードならばそのほとんどを搭載することが可能でしょう。

また、CPUクーラーに関しては最大で175mmまでサポートし、こちらも一般的な製品ならば多くのCPUクーラーが搭載可能です。

ケースの内部構造としては「PSU-Tunnel design」を採用したセパレート構造になっており、ケース内部に余計な熱を放出することを防ぎ、尚且つ障害物も少ない為、フロント部分から取り込んだエアフローで効率的にCPUやグラフィックスカードを冷却することが出来るようになっています。

この構造により、ファンの回転数を落として静かな運用を可能にしていることをENERMAXは謳っています。

新時代のENERMAX
ケース

「SABERAY」はENERMAXがリリースしてきたスタンダードPCケース「OSTROG」の後継モデル。

しかしそのビジュアル面は時代にあわせて大きく刷新されています。

ムラなく美しいLEDの輝きと隙のないスタンダードな構成で、是非一台組んでみてはいかがでしょうか。