更新日:2019/02/10
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東プレの『REALFORCE』シリーズは、フェザータッチと呼ばれる特有の打ち心地や、銀行など長期的で激しい入力を行うユーザーの要望にも耐えうる圧倒的な耐久性で、非常に多くの支持を受けてきました。
今回、実に16年ぶりに『REALFORCE』シリーズが世代交代ということで、新世代REALFORCE『R2』シリーズについて、その変更点や特長を特集しちゃいます。
デザインをより先鋭的に、より機能的に高めたハイエンドキーボードの新世代の姿を是非ご覧ください!
- そもそも『REALFORCE』とは
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『REALFORCE』とは、東プレが製造する「静電容量無接点方式」採用のハイエンドキーボードです。その滑らかな打ち心地と圧倒的な耐久性で多くの人に支持されてきました。
「静電容量無接点方式」とは、電極を接触させることなく入力を感知する(無接点)スイッチ構造のことで、キースイッチ内部において機械接点が接触しないため、スイッチ自体が非常に長寿命なのが特徴です。また、入力感知のために押し込む必要がない構造ということで、他メーカーにない特有の滑らかな押し心地も特徴のひとつです。
さらに、横から見た形が指の動きに合わせて列毎に異なる形状の『ステップスカルプチャータイプ』を取り入れることで、高速入力にも適します。このような特長から、銀行窓口やプログラムなど、長時間にわたって大量の入力を行う環境で多く導入されてきたシリーズなのです。
- ■第二世代になっての変更点は・・・
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では『REALFORCE』の第二世代『R2』シリーズは、従来製品と比べ、具体的に何が変わったのでしょうか。
最大の違いとしてあげられるのは、「大きさ」です。 -
第二世代製品は、従来モデルと同じ19mmピッチのフルサイズキーボードでありながら、従来世代のデザインよりも小型の省スペース設計を採用しています。
特に前後の奥行きにかけては非常にコンパクトになっており、従来製品と比べ約16%も縮小しています。
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また、日本語配列のスペースキー横幅を拡大。 従来モデルでは47mmだったところを、80mmと1.7倍に広げることで、スペースキーの打やすさを向上させています。
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また、全体のフォルムとしても従来世代の「まるみを帯びたデザイン」から、発売済みのゲーミングモデル『REALFORCE RGB』で採用されている「角ばったデザイン」に変更されています。
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その他にも、底面のラバーフィート面積を4倍に増やしたことに加え、チルトスタンド底面にもソフトな樹脂素材を採用したことで安定性を向上。ガラス面など光沢のあるデスク上でも入力中にキーボードが位置ずれしづらくなっています。
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キーボードのケーブル取り出し口は左右側面だけでなく、上側面の3方向から取り出せるようになり設置場所に応じて最適なケーブルの配線ができます。
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CapsLockやNumLockなどの状況を知らせるインジケーターのLEDカラーをユーザーの好みに応じて7色から変更可能、また、LEDの明るさも調節することが可能です。
- 更に、キーボード内部の鉄板部分に防錆塗装加工を実施することで、キーボード全体の総合的な耐久性を高めています。
- ■『REALFORCE RGB』と同様のAPC(Actuation Point Changer)サポート機種もラインナップに
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Actuation Pointとは、スイッチが押し込まれて認識される深さ・その作用点のことです。
浅ければ浅いほど高速入力になり、深ければ深いほど誤入力を防ぎやすくなると言われています。
従来世代ではゲーミングキーボードという位置づけの『REALFORCE RGB』において新登場した機能ですが、今回「R2」世代ではAPCサポート機種が登場。すべてのキースイッチのオン位置(反応位置)を1.5mm、2.2mm、3mm の3段階から選んで調節し、キースイッチの反応速度をユーザーの好みに合わせて最適化することが出来るようになっています。設定方法としては、2mmと3mm厚の一体型キースペーサー2種類とキートッププラーが製品に同梱されているので、APC機能設定に応じてキートップの下に一体型キースペーサーを設置します。
これによりキーストロークの戻りが早くなり、より素早いキー入力を実現できるようになっています。
この機能に対応しているのは、第二世代の製品型番において「R2」の後ろに「A」が来る2機種にあたります。
- ■今後も続々と新世代が発売!
- 標準のR2モデルと比較して-30%の静音性を実現した静音キースイッチ搭載の「R2SA」モデルなど新たに4機種も発売されました。従来世代よりも多種多様に進化した「R2」シリーズに順次入れ替わっていく予定です。
耐久性などの信頼性はそのままに、より便利に・より快適に進化した新世代の『REALFORCE』にこれからも注目です。
メーカー「REALFORCE」
のRGB対応ゲーミング
モデルに、新規ライン
ナップが多数登場!
- ■よりコンパクトに!RGB対応テンキーレスモデル登場!
- 「REALFORCE」の新世代R2シリーズに今回新たにラインナップとして加わったのが、RGB対応テンキーレスモデル。
R2モデルはフルキーでも従来モデルよりスリムなデザインになっていますが、フルキーモデルの横幅が45.5cmだったのに対し、テンキーレスモデルは36.9cm。8.6cmほど短く、コンパクトになっています。
デバイスは何より堅牢であるべき。でもフルキーモデルはちょっと邪魔だなぁ…… そんな「REALFORCE」ユーザーには待ちに待った製品なのではないでしょうか。今回はその中で「REALFORCE RGB TKL R2TLA-US4G-BK」の実機を撮影する機会があったので、掲載致します。
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こちらの画像は上で述べた通り、テンキーレスの英字配列・RGB対応モデルです。 今回リリースされたテンキーレスモデルもフルキーモデルと同じく「キーの配列」「キーの荷重」「静音対応」また「印字のタイプ別(レーザー印字・昇華印刷)」などでラインナップされます。
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フルキーボードと並べるとコンパクトさが際立ちます。
フルキーモデルのキーボードでは手から遠くなってしまいがちなマウスの配置を近付けられます。
マウスをキーボードの近くに置きたいと考えるユーザーや、より広いスペースで自由に操作したいと考えているユーザーに最適な製品だと言えます。※テンキーレスモデルが少し左にズレているように見えるのは、本体のデザインによるものです -
エルゴノミクスなステップスカルプチャー構造に対応。各列に段差をつけることで、身体に無駄な力が入らない自然な打ち心地を助けるデザインになっています。
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3方向から取り出し可能なケーブルスリットにも対応。
ケーブルの取り回しに役立ちます。
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最後に、RGBカラーで光らせてみました。パターンは「レインボーウェーブ」です。撮影では最も強い輝度で光らせています。
専用ソフトウェアをインストールすることで、任意のキーを任意の色で光らせることなども可能になっています。
(ソフトウェアのダウンロードはこちらから→http://www.realforce.co.jp/support/)ご注文はこちら■さらに省スペースに!テンキーレスはこちらまだまだあります!ツクモお奨めキーボード 〔 爽快打鍵!キーボード特集一覧! 〕はこちらをクリック!
ご注文お待ちしております
非常に軽く、引っ掛かりの無い打鍵感で、まさにフェザータッチ(REALFORCE独自のフェザー(羽毛)を押しているかのようなキー入力の気持ち良さ)といった押し心地になっています。