テンキー上に設置された4つの追加キー。
これらは、左から『サウンド出力ミュート』『サウンド出力音量下げ』『サウンド出力音量上げ』 そして後述するアクチュエーションポイントチェンジャーの設定キーである『［APC］キー』が割り振られています。

ゲームプレイ中に即座に調整したくなる音量キーが独立配置されているのは嬉しい点ですね。

さて。本製品最大の特徴とも言える『APC』。
これはキーを押した時にスイッチがオンになる位置（深さ）を調節できる機能です。
各キースイッチのオン位置を1.5mm/2.2mm/3mmの3段階の深さから選んで調整が可能で、ゲームに応じてキースイッチの反応速度を最適化することが出来ちゃいます。
このAPCキーを押すごとにこれらの3段階、もしくはそしてユーザー側で設定したカスタム設定を順番に切り換えることが出来ます。

この独自の機能により、通常のメカニカルキースイッチより最大25％の高速入力が可能に。
素早く入力したいキーは1.5mmに、不意の誤入力を防止したいキーは3mmに設定するなどユーザーのケースに応じたカスタマイズが可能になっています。

さらに、キースペーサー（別売）を組み込む事により物理的にチューニングが可能です。
キーキャップの下に2mmまたは3mm厚のキースペーサーを挿入して、キーストロークの深さとAPC機能を調節することで、素早いキー入力を実現できます。

各キースイッチのLED色を1,680万色のパレットの中から選んで設定することができちゃいます。
キースイッチの色・光り方をホットキーまたは専用ソフトウェアで変更できます。
バックライト自体はキートップを本体手前側から見たときの奥側に取り付けてあります。
構造上光り方に差が出るわけですが、キートップの樹脂が光を拡散するように設置されているため、ムラが気になるということは無さそうです。