ネットショップヒストリーネットの歴史と深くかかわってきた、ツクモネットショップの歴史を年表でご紹介!
ツクモオリジナル外付けFDD、絶賛販売中
3.5インチ/5インチ、1ドライブ/2ドライブ、2HD専用/2HD・2DD両用/3モード対応をお客様の用途にあわせてお選び頂けました。2HD/2DDは自動切り替えでしたが、1.2MB/1.44MBは手動でのスイッチ切り替えでの対応でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 16P)
ツクモオリジナルマシン、絶賛販売中
Acerとの共同企画DOS/V機「TS-POWER」、TATUNGとの共同企画DOS/V機「TS-Energy」、Acerとのダブルブランドサブノートがありました。TS-Energyの最上位モデルTS-MT5100/CD4の主な仕様は、CPUがPentium-100MHz、メモリ16MB、HDD850MB、CD-ROM4倍速、1600×1200ドット256色、CRT別売り。OSはMS-DOS6.2とWindows3.1。店頭小売価格259,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 29P)
輸入品・自作パーツ、DOS/Vパソコン本館4Fにて絶賛販売中
一例として、SCSI接続の3.0GB外付けHDD、MICROPOLIS MC1936 13msの店頭小売価格は89,800円。ターミネータは別売りで、1,000円にてセット販売していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 33P)
X68030オリジナルモデル、ニューセンター店にて絶賛販売中
シャープX68000シリーズ最上位機種、X68030に500MB内蔵HDD、メモリ8MB、コプロセッサを増設したオリジナルモデルを、ツクモニューセンターのみで販売していました。また、内蔵メモリ+FPUボード、ジョイスティックインターフェースといったX68k用ツクモオリジナルパーツも取り揃えていました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 40P,vol2 60P)
ツクモグローバルカードご入会受付中
ツクモの提携クレジットカードは、VISA、CF/Master、JCBの3種類がありました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol3 95P)
ツクモ NIFTY店営業中
合言葉は「GO 99SHOP」。翌年3月1日にツクモインターネットショップがオープンし軌道に乗るまでは、パソコン通信NIFTY-Serveでの通信販売が主役でした。テキストだけで構成されたショップでしたが、多くのお客様よりご愛顧頂きました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 103P)
インターネット体験コーナーを開設
ツクモパソコン本店II1F、及びDOS/Vパソコン本館2Fに、東京インターネットコーナーを開設。まだご家庭にインターネットの普及が始まったばかりの時期、ツクモ店頭でお気軽にお試し頂くことができ、ご好評頂きました。また、プロバイダーのお申し込みも同時に受け付けていました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol3 100P)
Apple MacOS 漢字Talk 7.5発売
この年より、Apple以外のメーカーからMacintosh互換機が発売されました。国内メーカーでは、「パイオニア」「アキア」そして、ツクモでもオリジナルのMacintosh互換機を販売していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol2 16P)
カシオが世界初の液晶付き低価格デジタルカメラ「QV-10」を発売
撮影して、その場で写真を見られることは驚きで、瞬く間に大ヒット商品となりました。また、カメラ部分を回転させて「自撮り」が可能だったことも印象的です。
(画像出典:デジタル99マガジンvol3 60P)
エプソンが自社ブランド「ViVidy」でDOS/Vパソコンに本格参入
主な仕様は、CPUがCx486DX2-66MHz、メモリ8MB、HDD420MB、CD-ROM2倍速、1,024×768ドット256色、15インチの分離型CRTを付属していました。OSはMS-DOS6.2とWindows3.1。標準価格218,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 6P)
東芝がPentiumを搭載した高速サブノートDOS/V機 DynaBook SS-R590を発売
主な仕様は、CPUがPentium-90MHz、メモリ8MB、HDD720MB、640×480ドット9.5インチ1,677万色TFTカラー液晶、重量約2.2kg。OSはMS-DOS6.2とWindows3.1。標準価格598,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 8P)
AppleがPowerPC搭載の一体型パソコンPerforma 5210を発売
主な仕様は、CPUがPowerPC603-75MHz、メモリ16MB、HDD500MB、CD-ROMはAppleCD 600i 4倍速、ディスプレイに15.0インチカラーCRTを採用した一体型パソコンで、重量は20kg以上ありました。OSは漢字Talk 7.5。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 36P)
NECが1,677万色フルカラーを実現した98ノートを発売
上位モデルであるPC-9821Ne3/3の主な仕様は、CPUがi486DX2-50Mhz、メモリ8MB、HDD350MB、640×480ドット10.1インチTFTカラー液晶、重量約3.2kg。1,677万色表示は、ウィンドウアクセラレータのディザリング機能により実現していました。OSはMS-DOS6.2とWindows3.1。標準価格378,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 4P)
Appleがシリーズ最上位機種であるPowerMacintosh 9500/120を発売
主な仕様は、CPUがPowerPC604-120MHz、メモリ16MB、HDD1GB、CD-ROMはAppleCD 600i 4倍速、OSは漢字Talk 7.5。クロックが132MHz、RAM32MB、HDD2GBのモデルもありました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol3 44P)
任天堂が3Dゲーム機バーチャルボーイを発売
横井軍平氏が手がけた、ゴーグル型の3Dゲーム機。今話題の、VRゴーグルもバーチャルボーイに例えられることがあるくらい、人々の心に強い印象を与えたゲーム機です。画面は赤色LEDのみで構成され、シンプルでしたが、その立体感は充分に未来のゲームを想像させてくれる画期的なものでした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 62P,vol1 63P)
日本アイ・ビー・エムが世界最小最軽量のPC/AT互換機PalmTopPC110を発表
幅158×奥行き113×高さ33mmのA6ファイルサイズで、重量は約630g。CPUはi486SX-33MHz。メモリは4MBもしくは8MB。PCMCIAのTypeII×2、またはTypeIII×1と、CFカード専用スロットを搭載。液晶はVGA表示対応の4.7型DSTNカラーと、超小型ながら、PC/AT互換機として高い機能を持ち合わせていました。また、有線ですが、電話ケーブルを接続することで電話機として使用することもできました。広告キャラクターにウルトラマンを採用したことから、ウルトラマンPCの愛称で呼ばれていました。
(上部画像出典:デジタル99マガジンvol3 15P、下部画像出典:スタッフ私物)
MicrosoftよりWindows95日本語版発売
前バージョンであるWindows3.1と比較して、ネットワーク機能が大幅に拡充されました。拡張であるMicrosoft Plus!内に、Internet Explorer2.0(日本語版)が含まれています。また、同時に、The Microsoft Network(後のMSN)がサービスを開始されました。インターネットの一般への普及は、Windows95の発売が最大のターニングポイントと言っても過言ではありません。
(画像出典:デジタル99マガジンvol2 4P)
NTT-TE東京が、ターミナルアダプタMN128を発売
ターミナルアダプタは、アナログ式の通信機器(電話やFAXなど)をデジタル通信方式に対応させる為の信号変換装置です。一般的に、「TA」と呼ばれていました。デジタル通信であるISDNでの通信には不可欠なものです。標準価格39,800円は破格で、爆発的ヒットとなりました。
シャープが、初代メビウスノートシリーズを発売
最上位機種であるAV1/590CD-95の主な仕様は、CPUがPentium 90MHz、メモリ16MB、HDD800MB、CD-ROMは4倍速で、800×600ドット11.3インチ65,536色TFTカラー液晶、重量約3.3kg。Windows95がプリインストールされていました。標準価格500,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol3 115P)
日本語対応ブラウザ「Netscape Navigator 1.1」公開
通称「ネスケ」。まだ、Microsoft社のInternet Explorerが最大シェアを獲得する前、パソコン用のブラウザといえば、Netscape Navigatorが最もメジャーなものでした。
NTTがテレホーダイを開始
定額制の始まり。23時~翌朝8時が対象時間帯。24時間常時接続サービスに移行するまで、毎晩23時が事実上、通信解禁時間だった為、大変混雑しました。なかなか繋がらない…という記憶がある方も多いのでは。
(画像出典:デジタル99マガジンvol1 50P)
「インターネット」が95年の日本新語・流行語大賞トップテンに入賞する
大賞は、「無党派」「NOMO(野茂英雄投手)」「がんばろうKOBE」でした。
”顧問に聞いてみた” 第2回 1996年を振り返って
株式会社Project White顧問 鈴木淳一
インターネットは間違いなく来る、という思いから、ツクモの主力店舗の一つであるツクモパソコン本店IIを、インターネット館と改称しました。これが3月。ツクモインターネットショップができたのと同じ時です。僕としては、もう早く、早くやらないと、と。その時はまだ「tsukumo.co.jp」も取られていなかったので、すぐに押さえて。
その頃は、物凄く名前を押さえるのが大事だった。何故かというと、こんなに検索エンジンが便利になるなんて予測がつかなかったから。今なら、「tsukumo.co.jp」でなくても、例えば「tsukumo-akihabara.co.jp」でも売上にそれほど影響はありません。ちゃんとページを作ってアクセスもしっかりしていれば、検索をしてくれる。ところが、当時はそのような高度なエンジンでは無かったから、とにかく名前を慌てて押さえて。ある会社なんか、全国各地の地名のアドレスを何十箇所分押さえていたりして。そのくらい、まだ今後どうなるかわからない時代でした。そんな中でインターネットショップをやっていこうと。
通信販売に関しては、もう45年以上前から、初歩のラジオとかラジオの製作とか、当時の専門誌でずっと行っていました。だから、インターネットで通信販売をやるということには、抵抗は全く無かった。単に、「通信販売にインターネットを使う」というだけのことでした。
そういう経緯でインターネットショップとインターネット館を作ったけれども、最初は双方鳴かず飛ばず、あんまり売れない。インターネット館なんか、お客様が「インターネットって何?」という状態で、わずか1年半で閉店したのです。翌年10月に本店IIに改称しました。実は、日本でインターネットが本格的に流行り出したのは、2000年頃。日本はアメリカより5年くらい遅れていた。1995年のNetscapeの登場から、2000年の間は、主に学校や一部のマニアの方に使われているものだったのです。当時は店でインターネットが使い放題で繋がっている所なんて、うちのインターネット館の他にはありませんでした。
僕らが自負しているのは、日本でもトップクラスに早く、インターネットショップを立ち上げたことです。だから「tsukumo.co.jp」も押さえられたし、インターネット館なんかも日本で真っ先にやっちゃって。全館で128kbpsのつなぎ放題が、通信費で月30万とか40万とかしたんです。ただ、取り組みが早すぎました。最初から真っ当に取り組もうとしたんです。楽天市場も、今はたくさんのショップがあるけれども、一番最初にモールを立ち上げた時のショップにツクモは入っていました。
次回は、『第3回 2001年 Windows XPを振り返って』 を掲載予定です!
第一回ツクモ電脳試写会を開催
上映作品は、サンドラ・ブロックさん主演の「ザ・インターネット」。東京のイイノホールで開催されました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol4 101P)
様々な種類の大容量記憶装置を販売中
まだDVDドライブが無かったこの時期、MO、PD、ZIP、MDといった、CD-Rに変わる様々なメディアが登場していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol4 54P,55P,56P)
ツクモWEBページ、インターネットショップがオープン
3月1日、ツクモインターネットショップがオープンしました。ショッピング、技術情報、オリジナルマシンのご紹介、伝言板、各店案内、イベント案内、会社案内、デジタル99マガジンに連載していた4コママンガのバックナンバーコーナーなどがありました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 8P)
ツクモインターネット館がオープン
ツクモインターネットショップと同日、ツクモパソコン本店IIをツクモインターネット館と改称し、B1Fから5Fまで、全館でインターネットをお楽しみ頂けるショップとしてオープンしました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol 97P)
メルコ協力で、DOS/Vアップグレード教室を開催
実際に参加者の方にパソコンの組み立てを体験して頂く、アップグレード教室を開催しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol4 96P)
バーチャル・モール「スマート・アイランド・コンソーシアム」にツクモが出店
日本総合研究所が主宰。参加企業はセガ、NTT、NEC、Panasonic、サンリオなど日米の企業60社以上で、仮想商店街での店舗展開やカード決済などの研究・実証が行われました。ツクモも、同年6月20日より参加しています。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 9P)
ツクモカードが誕生
ツクモNICOS・VISAカードと、ツクモNICOS・マスターカードの2種類があり、お食事や買い物など、ツクモ以外のお店でもカードのご利用でポイントが加算されました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 22P,24P)
ツクモ名古屋1号店に、ツクモインターネットステーションをオープン
ツクモ名古屋1号店1Fに、インターネット専門店をオープンしました。当時、名古屋ではプロバイダーやNTTの各種接続サービスのお取り次ぎを行う店は珍しく、多くのお客様にご来店頂きました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 111P)
DEPOツクモに、インターネットコーナー及びネットワーク&法人コーナーを新設
インターネット体験コーナーとプロバイダー取り次ぎ、法人コーナーでは法人様へのネットワークのシステム提案などを行っていました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 113P)
初代USB規格「USB 1.0」発表
これ以前のインターフェースポート、RS-232C(シリアル)ポートやIEEE-1284(パラレル)ポート、PS/2などの整理統合を期待され、IntelやMicrosoft、NECなど7社合同で開発されました。最大データ転送速度は、12Mbpsでした。
Appleとバンダイが、マルチメディア機「ピピンアットマーク」を発売
Mac OS 7.5.xと互換性を持ち、ピピンアットマーク用のゲームと、Macintosh用のゲームをプレイすることができました。また、標準でモデムを内蔵しており、インターネットに接続することができました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol4 103P)
東芝が、世界最小・最軽量のWindows 95ノート「Libretto 20」を発売
主な仕様は、CPUが486DX4 75MHz相当、メモリが8MB、HDDが270MB、6.1型FLサイドライト付きのTFTカラー液晶で、解像度は640×480、65,536色。A4サイズの約1/3、210mm×115mm×34mmで、重量は840g。バッテリ駆動時間は最大3時間。ポインティングデバイスが特徴的で、液晶の右側にポインティングスティックである「リブポイント」が、またその背面側に2つのクリックボタンが配置されていました。アプリ無しのベーシックモデルで、標準価格178,000円でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 11P)
ナナオが、初代EIZOブランドとして17インチCRT「E57T」を発売
主にヨーロッパ向けだった「EIZO」ブランドと、アメリカや日本国内向けだった「NANAO」ブランドが「EIZO」ブランドに統一されました。商号がEIZO株式会社となるのは、2013年4月のことです。
(画像出典:デジタル99マガジンvol4 101P)
IBMが、初のスリムノート「ThinkPad 560」を発売
ローエンドモデルである2640-5JAの仕様は、CPUがPentium 100MHz、メモリが8MB、HDDが810MB、11.3インチのDSTNカラー液晶を採用、解像度は800×600の256色。サイズは297mm×222mm×31mmと当時のA4ノートとしては薄型で、重量も1.9kgと軽量でした。標準価格は378,000円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 38P)
任天堂がNINTENDO64を発売
同社としては初の、本格3D対応ゲーム機として登場。CPUは64bitのNEC VR4300カスタムで、122MIPSの処理能力。これは、ライバルであるSONY PlayStationの約4倍にあたりました。標準価格は25,000円でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol5 76P,77P)
Internet 1996 World Expositionが開幕
世界で始めてのインターネット万博です。インターネット上で、仮想的な万国博覧会として開催されました。世界各国の企業が、サーバー上にパビリオンという名のWEBサイトを公開しました。同年4月より日本も参加しています。
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社がインターネット接続サービスSo-netを開始
翌年、1997年に電子メールソフト「PostPet」シリーズを発売し、爆発的人気となりました。
米国で通信品位法が発令される
通信ネットワーク上で、下品で不快な情報を18歳未満の者に対して提供することを禁止したものです。刑事罰の対象に、プロバイダも含んでいました。
impressがINTERNET Watchを正式に創刊
プレ創刊は前年、1995年11月。日本初の電子メールによる新聞で、メールマガジンの発祥といえます。
Yahoo! Japanがサービスを開始
現在は「ロボット型」ですが、当初はカテゴリ分けされたウェブディレクトリに各サイトを人力で登録する「ディレクトリ型」の検索エンジンでした。
インターネットに接続するホスト数が1,000万台を突破
2016年1月時点では、10億4876万台です(ISC調べ)。
PHSの販売数が拡大
一般家庭のコードレス電話から誕生し、「ピッチ」の愛称で親しまれたPHS。当時の携帯電話は地下でほとんど利用できなかった為、基地局の設置が簡単だったPHSがそれを補う形で普及しました。また、携帯電話よりも音質が良かったことや、高速な通信も売りでした。ただし、通話や通信中に基地局を切り替えるハンドオーバーができなかった為、移動中には使えないという欠点がありました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 88P-89P)
高橋敏也氏が、デジタル99マガジン6号に特別寄稿
弊社店頭イベントでもお馴染み、「改造バカ」ことテクニカルライター高橋敏也氏が、「流れよ我が涙とパソコン屋は言った。」を特別寄稿してくださいました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 18P)
東経128度CSプラットフォーム、パーフェクTV!のお取り次ぎを開始
日本初のデジタル衛星放送が開局、ツクモでもお取り次ぎを始めました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 14P-15P)
ツクモオリジナルRAID 0ディスクアレイシステムのDOS/V用を発売
既にMac用を販売していたツクモオリジナルディスクアレイのDOS/V版を発売。7200RPMのWIDE SCSI×2台の構成で、販売価格は4GBで242,000円、8GBで398,000円でした。
(ツクモキャプチャ王国オンラインショップはこちら)
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 94P-95P)
ツクモインターネットショップユーザー広場「つくもすくぇあ」拡充
主に裏話、はみ出しコラム、お客様との交流掲示板などを中心とした企画ページが存在しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 4P)
ツクモ初のメーリングリスト(メールニュース)てぃすまるを発刊
Tsukumo Internet Shop Mailing Listの頭文字を取って、てぃすまると命名。お買い得情報などを配信していました。
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ツクモオリジナルマシン、Pentium200MHzを搭載したTS-X5200/21CD8を発売
TATUNGモデルTS-Energyシリーズの新機種を発売。メモリは32MB、HDDは2.1GB、CD-ROMはATAPI8倍速、VGAはS3 ViRGEの4MB。売価249,800円でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 128P)
X68030(CZ-500CB)を最終販売
X68000シリーズ本体が市場から少なくなってきた頃、上位機種X68030を限定100台入荷。これがご購入の最後のチャンスでした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 88P-89P)
ツクモパソコン延長保証プログラム「99ワランティ」誕生
ツクモで新規にご購入頂く、もしくはご購入後10ヶ月以内のパソコン本体・モニタの保証期間を、メーカー保証1年間のあと更に2年間、もしくは4年間の延長をさせて頂く延長保証プログラムを開始致しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 106P)
三菱電機が、パソコン内蔵用DVD-ROMドライブ「MDV-D10」を発表
平均アクセスタイムは150m/s、データ転送レートは1.38MB/s。DVD-ROMの他に、CD-ROMにも対応していました。また、2層のディスクも再生が可能でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 120P)
ジャストシステムが、一太郎7とATOK10を発売
Windowsのワープロソフトマーケットが急拡大していた時期、一太郎7はWindows 95に本格対応して登場しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 10P-11P)
Rolandが、SOUND Canvas SC-88Proを発売
通称「ハチプロ」。MIDI音源モジュールであるSC-88Proは、当時Rolandの規格GS音源の最上位機種で、最大同時発音数64音、音色数1,117音、ドラムセット42と圧倒的で、同社の大ヒット機種SC-55mkIIとの互換性があったこともあり爆発的な支持を得ました。パソコンとはRS-232C端子で接続することができました。
タカラが、ヘッドマウントディスプレイ・ダイノバイザーを発売
3m先に120インチの大画面を体験できる、という触れ込みで登場したヘッドマウントディスプレイの先駆者。重さ約600g。画像入力はコンポジット端子を使用。標準価格38,800円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol6 76P-77P)
NECが、DSU内蔵ターミナルアダプタAtermIT55DSUを発売
ISDN通信に必須であったターミナルアダプタ(TA)は、既に同年5月に発売されたIT45DSUが人気となっていましたが、マルチリンクPPP接続による128kbpsの通信速度を実現したIT55DSUがAtermの地位を確実なものとしました。フラッシュROMを搭載したことにより、ファームウェアのアップグレードに対応した事も見逃せません。標準価格54,800円。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 79P)
Panasonicが、DVD-ROMドライブを搭載したWOODY PD CF-200DVを発売
主な仕様は、CPUがPentium 200MHz、メモリが32MB、HDDが2.5GB、DVD-ROMは9倍速、CD-ROMは6倍速。OSはWindows 95で、標準価格は405,000円でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 125P)
Microsoftが、Windows NT 4.0の日本語版を発売
ワークステーション向けとサーバー向けの2種類が存在し、32ビットアプリケーションに対応。それまでのNT OSから大幅に進化し、Windows 95と同様のGUIを採用。高い安定性と堅牢性を持っていて、新世代のネットワークOSとして普及しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 2P-3P)
PC-98シリーズとDOS/V(PC/AT互換機)とのシェア争い
前年にWindows95が発売された為、これまで長く一般向けパソコンの市場を独占していたNECに対して、大手家電メーカーが対抗機種を出してきました。CRTモニター一体型のPanasonicのWOODYPCやAV関連を重視した東芝のBREZZA(ブレッツア)など様々なモデルがありましたが、IBM、コンパック等の価格の安い海外メーカーの製品に押され、淘汰されていきます。
(画像出典:デジタル99マガジンvol7 34P-35P,40P-41P,42P-43P)
AppleがNeXT Computerを買収
1985年に、アップルの創業者の1人であったスティーブ・ジョブズが退職後立ち上げたNeXT Computerをアップルコンピュータが買収。ジョブズがアップルに復帰しました。
Hotmail社がWEBメールサービスHoTMaiLを開始
WEBメールの先駆者です。翌年、マイクロソフトがHotmail社を買収し、「Hotmail」と綴りを変更しました。以降、MSNが提供する形となります。
NECが総合インターネットサービスBIGLOBEを開始
それまで運営されていたインターネットサービスプロバイダー「mesh」、パソコン通信サービス「PC-VAN」、コンテンツ配信サービス「CyberPlaza」を統合し誕生しました。
JPドメインの登録数が1万件を突破
この段階では、地域型JPドメインを除き、まだCO(企業)、OR(企業以外の法人)、AC(大学などの高等教育機関)、AD(JPNIC会員)、GO(政府機関)の5属性しか存在しませんでしたが、同年12月のNE(ネットワークサービス)ドメイン追加を皮切りに、GR(任意団体)、ED(小中学校などの初等中等教育機関)、LG(地方公共団体)を加え全9属性となります。
impressが窓の杜の正式運用を開始
前身は、当時東北大学の大学院生であったひぐちたかし氏が個人で1994年に開設した「秋保窓(あきうまど)」で、日本初のオンラインソフト紹介サイトとされています。
イスラエルのMirabilis社がインスタントメッセンジャーICQを開発
利用者間でリアルタイムメッセージをやりとりできる、インスタントメッセンジャーの草分け的存在です。フレンドがオンラインかどうかひと目でわかり、メッセージの送受信、チャット、ファイル転送などができました。登場後間もなく爆発的な人気となり、世界中で多くのユーザーが利用していました。
NTTがOCNを開始
128kbpsの常時接続サービス「OCNエコノミー」は、月額38,000円。当時としては破格でした。
東京、名古屋、札幌地区で、出張サポートサービス「パソコン救助隊」展開
指定区域内、対応時間内であれば、ご依頼者様のもとへ出張し、ソフトウェア・ハードウェアのセットアップ、インターネット接続設定や基本的な操作のご指導などを行っていました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol8 112P,114P,116P)
ツクモネットショップ、商品検索機能を充実化
当時はまだカテゴリ別商品リストからお客様ご自身で商品を探す形式が一般的で、キーワードやジャンル、メーカー、ご予算などで商品を検索し、比較できることは先進的でした。また、ショップに登録されていない商品を型番の自由記述でご注文可能なフリーオーダーもご支持頂いていたサービスでした。この頃、掲載商品件数は4,000件ほどでした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 104P)
日本アマチュア無線連盟、旧コールサイン復活制度開始
色々な事情でアマチュア無線の免許を切らしてしまい6ヶ月以上経過した方でも、条件を満たせば旧コールサインを復活させることができる制度が開始され、アマチュア無線の専門店であったツクモ万世店は、久しぶりに無線を楽しもうとするお客様で賑わいを見せました。この時代では、「空きコールサイン照会センター」に電話で問い合わせをして確認することになっていましたが、今では、総務省の電波利用ホームページで無線局情報検索(http://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=1)に、コールサイン(呼出符号)入力して検索すると、使用されているかどうか確認することができます。
(画像出典:デジタル99マガジンvol8 99P)
オンラインゲームの名作が続々登場、大人気となる
BlizzardからDIABLOとWAR CRAFT2が、id SoftwareからFINAL DOOM2が発売され、ネットワークで繋がった相手とプレイする楽しさを多くのプレイヤーが体感していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 114-115P)
ツクモISDNお申し込みキャンペーンを実施
ISDN同時申し込みで、ターミナルアダプタを5%OFFでご購入いただけるキャンペーンを実施していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 14-15P)
平成9年9月にちなんで、九十九の日祭りをツクモ全店で開催
合計99,999名様にプレゼントが当たるツクモナンバーズスクラッチくじ、99円/999円セール、ツクモカード会員特別割引や、特別企画として最新デジカメ人気コンテスト、1993年に1号機を販売して以来「TSシリーズ」として親しまれてきたツクモオリジナルパソコンの新ネーミング募集が行われました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 折り込み)
ツクモインターネットショップ、日本初のSET対応型電子決済を開始
SET(SecureElectronicTransaction)は、インターネット上で安全にクレジットカードによる取引を行うための決済プロトコルです。住友クレジットサービスが運営していた「V-Mall」というバーチャルモールに参加し実現しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 2-3P)
ツクモオリジナルMac互換機を絶賛発売中
大同日本との提携による、PowerPC採用ツクモオリジナルMac互換機を発売していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 18-19P)
ツクモ法人カードが新登場
業界初のポイント機能付き法人カード、ツクモ法人カードが登場しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 24-25P)
ツクモスタッフ、ほかほか弁当秋葉原店に集う
当時、ツクモはJ-phone秋葉原店(旧ツクモ万世店)並びにあったほかほか弁当秋葉原店と契約を結んでいた為、給料天引きでお弁当券を若干安く購入することができ、2Fのイートインスペースでお昼ご飯を楽しむスタッフが多かったのです。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 105P)
ツクモMac王国がオープン
ツクモのApple製品販売20周年を記念して、Macintoshを扱う独立店舗ツクモMac王国を秋葉原にオープンしました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 2P)
ツクモ名古屋3号店がオープン
名古屋の路面・単独店舗として、ツクモ名古屋3号店がオープン。主にビジネスにパソコンをご利用のお客様に向けた構成で、オープニングセールはPC98-NXやザウルス、カーナビなどが当たる抽選会を開催。多くの大須ビジネスマンのお客様にご来店頂きました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 3P)
Microsoft、初のスクロールホイール搭載マウス「IntelliMouse」を発売
現在でも最上の逸品として名を挙げる方も多い、IntelliMouse。スクロールホイールの搭載は革命でした。人間工学に基いて作られたなすび型の形状も人気の秘密でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol8 5P)
USロボティクスが、国内初の56Kbpsモデムを発売
それまで最大33.6Kbpsであったアナログ回線に、56Kbpsモデムが登場。「ISDN回線に匹敵する」が謳い文句でした。なお、最大56Kbpsの速度は下り回線のみであり、上りは変わらず33.6Kbpsのままでした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol8 90P)
AMDが、K6 CPUを発売
AMD K5の後継として、K6が発売されました。x86系CPU用ソケットであるSocket 7に対応したCPUで、Pentium互換のCPUでありながら、Pentium Pro並の整数演算能力を持ち、一ヶ月後に発売となるPentium IIに対抗しうるCPUと謳われていました。拡張命令にMMXが採用されています。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 127P)
インテルが、Pentium II CPUを発売
0.35μmプロセスで作られたPentium II 第一世代(開発コード:クラマス)は、PentiumではなくPentium Proの後継でした。また、既にMMX Pentiumが発売されていた為、Pentium IIにもMMX機能が採用されています。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 16-17P)
NTT-MEが、高機能ダイヤルアップルータMN128-SOHOを発売
それまでのTAの概念を覆す、「TA」「DSU」「ルータ」「ハブ」の機能を一台にまとめたISDNルータとしてMN128-SOHOが発売となりました。その充実した機能、設定の容易さや69,800円というそれまでの同カテゴリ製品に対してぐっと抑えた価格で爆発的ヒット商品となり、しばらくの間、極端な品薄となりました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 81P)
Windows CE 1.01を搭載したハンドヘルドPCが国内で発表
Windows CEは、主にパームトップPC、ポケットPC、ハンドヘルドPCで利用されたOSで、バージョン6.0以降はWindows Embedded CEと名称が変わります。対象機器に予めインストールされている組み込み用のOSで、一般に単体では販売されていません。
Number Nineが、初のAGP採用グラフィックスカードRevolution 3Dを発売
AGP 1xおよび2xに対応、グラフィックアクセラレータチップにTicket to Ride(T2R)を搭載。従来のグラフィックスカードに比べ、大幅に3D性能がアップしていましたがまだ未成熟な部分も多く、2D性能を目当てにご購入されるお客様が大半でした。
ASUSTeKのマザーボードP/I-P55T2P4の販売が拡大
ATからATXに変化していく過渡期、長きに渡って人気を博した伝説のマザーボードです。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 40P)
PHSの契約者数がピークとなる
総務省の統計によると、1997年度末のPHS加入数は6,727,023件で、普及率は5.4%。音質の良さや地下アンテナの増設、端末の安さなどで利用者数が増加していました。
NEC、PC/AT互換機ベース(PC98/97規格)の「PC98-NX」シリーズを発表
国内ではまだPC-9821シリーズが全盛であったこの頃、PC-98シリーズでもなくPC/AT互換機でもない独自のシリーズとして、「新世界標準パソコン」の名で発表されました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 6-7P)
nVIDIA RIVA 128を採用したグラフィックスカードが発売
RIVA 128は特に3Dの描画性能に秀でており、高解像度のモニターにも対応。高速かつ安価なグラフィックスカードを数多く排出しました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 41P)
SCE、PlayStationの日本国内出荷台数が1000万台を突破
1994年12月に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStationは、3年で国内出荷台数1000万台を突破しました。その後、据え置き型ゲーム機としては初めて、世界累計出荷台数1億台に達します。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 90-91P)
Microsoftが、Internet Explorer 3.0 for Macintoshを公開
Mac用としては初の日本語版となる、Internet Explorer 3.0 for Macintoshが公開されました。
インターネット上の電子図書館、青空文庫が開設
著作権の切れた、もしくは著者が許諾または著作権を放棄した文学作品などを公開する、電子図書館です。収録の為の活動はボランティアによります。収録作品数は2011年に1万点を超え、現在も増え続けています。
PHS各事業者が、PIAFS1.0規格による32Kbpsデータ通信サービスを開始
PIAFS(ピアフ)は、1997年に策定されたデータ通信用プロトコルで、32KbpsデジタルPHSデータ通信の共通規格でした。PIAFSをサポートした端末同士で、実効速度29.2Kbpsの無線通信が可能でした。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 52-53P)
インターネットショッピングモール、楽天市場が開設
「Shopping is Entertainment!」をキャッチフレーズにスタート。当時はまだ、「インターネットで人は物を買わない」と言われた時代で、開設時の店舗数は13店舗でした。2015年12月末時点での出店店舗数は44,201店です。
(画像出典:デジタル99マガジンvol- 10P)
ネットスケープコミュニケーションズ、Netscape Communicator 4.0を公開
Netscape CommunicatorはNetscapeのインターネットスイートで、単独のアプリケーションであったNetscape Navigatorを、この4.0から改称したものです。ブラウザであるNavigatorの他、メールクライアントやアドレス帳、HTMLエディタなどが同梱され、猛追するInternet Explorerを迎え撃つ形で発表されました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol9 12P)
ロボット型検索エンジン、Google検索が誕生
世界で最も利用されている検索エンジンです。この年、google.comがドメインとして登録されました。
ジオシティーズの日本語版サービスが開始
同年6月にソフトバンクと合弁で設立された日本法人のジオシティーズ株式会社が、無料WEBサイト提供サービスGeoCitiesの日本語版を開始しました。開始当初は、容量2MBまでは完全無料。「スポーツ」や「娯楽」「ビジネス」などの37種類のテーマのコミュニティがあり、好きな場所にホームページを作成することができる仮想コミュニティサイトとしての役割を担いました。その後、ヤフー株式会社がジオシティーズを買収、現在では「Yahoo!ジオシティーズ」となっています。
So-netが、Windows版ポストペットの正式版を発売
通称「ポスペ」。電子メールクライアントでしたが、ソフト内のペットの育成、コミュニケーションが可能で、エンタテインメント性を多く含んでいたことで、それまでのテキストだけのメールのやり取りにビジュアル性を加え、大人気となりました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol11 17P)
Microsoftが、Internet Explorer 4.0を公開
Windowsとの統合がより強くはかられたIE4.0の登場は、Netscapeとのブラウザ戦争において重要な転換点です。翌年発売されるWindows98に標準搭載となります。
(画像出典:デジタル99マガジンvol10 14-15P)
エレクトロニック・アーツが、Ultima Onlineを日本国内で販売
現在では多くのタイトルが存在するMMO RPGの基礎を作った、オンラインゲームです。戦闘/非戦闘時におけるスキル制の成長システム、家具などの生産、個人宅、PKからサーバーによる管理まで、後のゲームに与えた影響は計り知れません。2016年現在も、多くのプレイヤーに親しまれている大ヒット作です。
ぴあが、オンラインでチケット購入できる@ぴあ(アットマークぴあ)を開設
それまで、プッシュホン回線を使ったオンラインチケット予約システムがありましたが、インターネットを利用することにより、オンライン予約の他、リアルタイムの空席情報を確認するサービスなどが提供されました。
週刊アスキーが創刊
1989年より発刊されていたアスキーのパソコン雑誌「EYE-COM(アイコン)」が週刊化し、週刊アスキーとして創刊。2015年に雑誌版の週刊アスキーは休刊となり、現在は電子書籍と公式サイト(http://weekly.ascii.jp/)で様々な記事を楽しむことができます。
ウェブティービーネットワークスが、日本国内でWebTVサービスを開始
WebTVは、パソコンが無くてもテレビと電話回線を接続するだけでインターネットにアクセスできる専用端末です。レンタルもしくは買い取りで入手することができました。利用料金は、15時間までの利用で月額2,000円でした。
ツクモネットショップ、高速テキスト版がご好評
当時ツクモネットショップには、全てのコンテンツを画像無しのテキストのみで高速表示する「テキスト版」が通常版とは別に存在していました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol12 14P)
台湾電脳市場視察ツアーを開催
COMPUTEX TAIPEI'98の視察を中心に、企業訪問、工場見学、光華商場、観光などを行う4泊5日の台湾電脳市場視察ツアーに特別価格99,000円で15名様をご招待。ツクモカード会員様特典として、3名様を無料でご招待。いずれも抽選となりました。
(画像出典:デジタル99マガジンvol12 21P,TSUKUMO NEWS FILE 98-P7)
ツクモ楽天市場店、「即日配達バイク便専門店」としてリニューアル
それまで、楽天市場ではモバイル関連を中心としたショップを展開していましたが、即日配達のバイク便専門店として生まれ変わりました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 98-P3)
ツクモネットショップ、商品点数を5万点に拡充
前年、1997年には4,000点程度だったことを考えますと、1年で10倍以上の規模となりました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 98-P2)
ツクモネットショップ、顔写真プリントサービスを開始
いわゆるプリクラのようなものですが、写真データをメールに添付してお送り頂くと、プリントしてお送りするサービスです。16分割されたシート1枚あたり300円でした。
ツクモネットショップ、個人HP広告出稿契約を開始
広告料金は月額1,000円で、1年契約。個人のホームページにツクモの広告バナーを載せて頂きました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 98-P2)
ツクモ各地区、PCパーツ販売を強化
この月、秋葉原にPCパーツ専門店「ツクモ10号店」をオープン。ツクモのパーツ専門店としては4店目で、CPUやメモリ、HDDなどのPCパーツ5000点を取り揃えていました。また、同日ツクモ名古屋一号店も売り場面積を大幅に増床。前月のDEPOツクモ二番街店の増床とともに、PCパーツ販売の拡大に力を入れていました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 98-P4)
NEC、Mobile Gear II MC-R300シリーズを発売
モバイルギア、通称モバギ。Mobile Gear IIとなったMC-R300は、シリーズ伝統の横長の筐体で大変入力しやすく、起動時間が早く、また非通信時は単3乾電池2本で約30時間とバッテリーの保ちが優秀だったことにより、外出先でテキストを入力する用途に大変重宝された名機です。
(画像出典:ビジネス99マガジン vol3 33P)
インテル、初代Celeronプロセッサーを発売
Pentium IIの廉価版として、Celeronプロセッサーが登場しました。
(画像出典:ビジネス99マガジンvol4 40-41P)
セハン情報システムズ、世界初の携帯型MP3プレーヤーmpmanを日本で発売
手のひらサイズに液晶表示、最大64MBのメモリを搭載したmpmanは、この時期MP3プレーヤーの代名詞とも言える存在でした。電源はガム電池×2で、約7時間の連続再生が可能でした。
Microsoft、Windows98を発売
インターネットとの統合を再優先として開発されたOSです。Windows95から様々な点で改良が進んでおり、USBとIEEE1394への対応も注目を集めました。インターネット時代の新たなOSへの期待の大きさから、深夜販売では大変多くのお客様にご来店いただきました。
(画像出典:ビジネス99マガジン vol3 14-15P,TSUKUMO NEWS FILE 98-裏表紙)
Apple、初代iMacを発売
ボンダイブルーのトランスルーセント(半透明)、15インチCRT一体型のiMacの登場は、そのスタイリッシュさ、低価格で業界に衝撃を与えました。低迷していたApple復活の象徴的機種とも言えます。主なスペックは、CPUがPowerPC G3/233MHz、メモリが32MB、HDDが4GB、24倍速CD-ROMドライブ、VRAMは6MBでした。
(画像出典:ビジネス99マガジン vol4 8P)
セガ・エンタープライゼス、据え置き型ゲーム機Dreamcastを発売
セガが社運を賭けて開発した、セガサターンの次世代機です。インターネットに接続する為の33.6Kbpsアナログモデムを標準搭載していました。また、周辺機器のVGAボックスを使用することで、パソコン用ディスプレイのVGA解像度画面で遊ぶこともできました。
ネットスケープ社、Netscape NavigatorとNetscape Communicatorを無料にすると発表
これまでは、有料で販売されていたNetscapeが無料となりました。サポートとマニュアルがつくパッケージ版も継続して販売されました。
ベクター、シェアウェア送金代行サービス「シェアレジ」を開始
窓の杜と並び、現在でも人気のソフトウェアダウンロードサイト、Vector。継続利用に料金が必要なシェアウェアの送金代行サービスがこの年始まり、多くのシェアウェア開発者に歓迎されました。
国内のインターネット利用人口、普及率が10%を超える
総務省の統計によると、1998年末のインターネット人口普及率は13.4%。前年末が9.2%なので、この頃に「10人に1人がインターネットを利用している」状況になったと推察されます。
日本デジタル放送サービス、パソコン向け衛星データ放送サービス「SKY PerfecPC!」のトライアル放送を開始
SKY PerfecPC!は下りを衛星、上りをインターネット利用でインタラクティブ(双方向)コンテンツを楽しむことができる新世代の高速通信放送サービスとしてトライアルが開始されました。当時の地上波データ放送は約40Kbpsでしたが、SKY PerfecPC!では最大6Mbpsという受信速度を実現していました。また、トライアル期間中は、ほとんどのコンテンツが無料で楽しめました。
Internet ExplorerのシェアがNetscape Navigatorを追い抜き、逆転
ブラウザーの利用動向調査に関しては様々な国や会社で行われていた為、諸説ありますが、この頃に逆転したとする説が多いようです。
特許庁が、WEBサイトで商標の検索サービスを開始
特許庁によるペーパーレス計画は1984年から始まっていましたが、WEBサイトで閲覧できるようになるまでは、資料館や地方通産局に出向いて端末を操作するか、CD-ROMに格納されたものを購入する必要がありました。
Impress、AKIBA PC Hotline! を創刊
1995年より「秋葉原マップ」として公開されていましたが、AKIBA PC Hotline!に改称されました。
AOL、Netscape Communicationsを買収
AOLは、同年6月のMirabilis社(ICQを開発)買収に続き、Netscapeを買収しました。
PayPal Inc.が設立
クレジットカード情報を相手に知らせることなく決済が可能となるオンライン決済サービス、PayPalの会社、PayPal Inc.が設立しました。
オリジナルCD-Rメディア「バーガーCD」を発売
メディアの世代交代が進む中、それまで販売していたツクモオリジナルフロッピーディスクに続いて、オリジナルCD-Rとしてハンバーガーのパッケージを用いた通称バーガーCDを発売し、大変ご好評頂きました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 99-裏表紙)
Pentium III搭載ツクモオリジナルパソコン、続々登場
前月に発売されたばかりのインテル Pentium IIIを採用したツクモオリジナルPCが、続々と登場しました。メーカー製の約半額という価格で、大変ご好評頂きました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 99-P6)
ツクモ名駅店がオープン
名古屋駅から徒歩5分、名古屋三井ビル本館の1FとB1Fにツクモ名駅店を出店しました。1Fは総合パソコンフロア、B1FはPCパーツ専門フロアでした。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 99-P2、P3)
ツクモの広告、JR東日本ポスターグランプリ'99のサインボード部門で入選
JR東日本ポスターグランプリは、交通広告の質的向上を目指して始められたもので、この1999年で11回目。こちらの広告は、JR秋葉原駅総武線の下りホームに大きく掲示されていました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 99-表紙)
ツクモパソコン本店とDOS/Vパソコン館にて、キャンペーン「バックアップ大作戦」を開催
MO・ZIP・DVD-RAM・CD-R/RWの各ドライブをお買い上げ頂いたお客様とスタッフがじゃんけん。勝った方にはお買い上げのドライブに対応した複数枚もしくは大きい容量のメディアを、負けた方にも最低1枚プレゼント、というキャンペーンを行いました。
(画像出典:九十九タイムス 6月27日号裏表紙)
iMacをお買い上げの方に、iMac Tシャツをペアでプレゼントするキャンペーンを開催
ツクモMac王国にて、iMacをお買い上げの方に先着で、メンズサイズ1枚、レディスサイズ1枚のペアTシャツをプレゼント致しました。
(画像出典:九十九タイムス 6月27日号表紙)
法人様向けに、ツクモオリジナルサーバーキットを発売
オーダーメイドで、Pentium IIIを2基搭載することで高速な処理を実現したサーバーキットを発売しました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol7-P12)
AMD Athlonを採用したツクモオリジナルパソコンを発売
TS-A600/13Jの主な仕様は、CPUがAthlon/600MHz、メモリが128MB、HDDが13GB、48倍速CD-ROMドライブと、グラフィックスカードにMillenniumG400/32MBを搭載していました。価格は249,800円でした。
(画像出典:九十九タイムス 8月15日号2P)
ツクモ栄店がオープン
9月9日、名古屋のビジネス街、広小路本町に全国16店舗目となるツクモ栄店がオープンしました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol8-P60)
ツクモ高田馬場店がオープン
山手線高田馬場駅前、駅のホームから見える位置に、ツクモ高田馬場店がオープンしました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol8-P61)
インテル、Pentium IIIを発売
キーワードは「ほとばしるインターネット体験へ」。このPentium IIIで、インテルは動作クロックGHzの世界に突入します。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol7-P52、P53)
ソニー、世界初の家庭用エンターテインメントロボットAIBOを発売
ERS-110、犬型ロボットAIBO。この商品でソニーは、初めてインターネットを利用した販売を行いました。25万円という価格でしたが、予約開始からわずか20分で日本国内販売分の3000体は完売。「電機メーカーが作った実用性の無いロボット」は、絶大な人気とともに迎えられました。
Appleが、AirMacを発表
AirMacは、Appleが提唱した一般家庭内におけるワイヤレス環境構築の為の製品群で、iBook用の拡張無線LANカードや無線LANルータ(ベースステーション)が発売されました。当時の無線規格はIEEE 802.11bをベースにしており、互換性がありました。
Microsoftが、Office 2000を発売
インターネット時代にあわせ、HTML形式ファイルに対応したOffice 2000。Office 97から大きく改良され、発売より永きにわたって多くの会社で業務を支えました。10年後の2009年、サポートが終了となっています。
(画像出典:九十九タイムス 6月27日号裏表紙/ビジネス99マガジンVol7-P4、P5)
AMD、Athlonプロセッサーを発売
初代Athlon、開発コードK7。ソケットは「Slot A」と呼ばれるオリジナルでしたが、これはインテルのSlot 1によく似たものでした。同年発売されたPentium IIIに対抗すべく発売されたもので、実際に、発売時のクロック周波数はPentium IIIを上回っており、話題となりました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol8-P52、P53)
シャープ、インターネット対応オーブンレンジ「インターネット DE これつくろ!」を発売
インターネットから下ごしらえや加熱の時間などの調理に関する情報を取得することができるネット家電です。取り込み方法は、別売りの「お料理情報ボックス」をパソコンに接続しデータを取得した後、レンジに繋ぎ直して行うもので、レンジ本体の希望小売価格が98,000円、お料理情報ボックスの希望小売価格が10,000円でした。
SONY、平面ブラウン管ディスプレイCPD-E200を発売
それまでのトリニトロン管に代わる、FDトリニトロン管が登場しました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol8-P38、P39)
NTTドコモ、iモードサービス開始
ドコモの携帯電話単独で、メールの送受信やWEBの閲覧を行うことが可能となる世界初の携帯電話IP接続サービスです。この後、同業他社のEzwebやJ-Skyが追従します。当時はフルブラウザはまだ利用できず、携帯電話向けのCompact HTMLブラウザを搭載していました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol8-P20、P21)
Melissaウイルスが流行
アメリカでマクロウイルス「メリッサ」が猛威を奮いました。メリッサはマイクロソフト社のWord文書のマクロに埋め込まれており、メール添付ファイルの形で拡散。このファイルを開くことで実行され、Outlookのアドレス帳から同ウイルスの入ったファイルを更に送信することで急拡大しました。
2ちゃんねるが開設
日本最大の電子掲示板サイトとなる2ちゃんねるが開設されました。スレッドフロート型と呼ばれる、投稿が行われたスレッドが最上位に浮上する形式で、非常に多くのジャンルにわかれた掲示板群が、現在でも多くの利用者を集めています。
警視庁、ハイテク犯罪対策センターを開設
インターネットなどを利用したコンピュータ犯罪を取り締まる為、専従捜査官約60名、監視用パソコン45台からなる対策室が開設されました。ウィルス、迷惑メール、違法ファイルや薬物売買、詐欺、不正アクセス、インターネット上の犯行予告などの情報を24時間態勢で監視しました。
長野県の川中島町有線放送とJANISネット、国内初の商用ADSLインターネット接続サービスを開始
対象地域は長野県長野市川中島町有線地区のみで、下り最高1.5Mbps、上り最高272Kbpsの常時接続サービスでした。利用料金は、「プライベート基本接続サービス」で入会金が20,000円、月額が5,500円。ADSLモデムとLANケーブルのレンタルが含まれていました。
JPドメインの登録数が10万件を突破
同年に新設された、学校や初等・中等教育機関向けのEDドメインの登録数も順調に増え、遂にJPドメインの全体登録数が10万件を突破しました。
Yahoo! JAPANが、国内向けのYahoo! オークションを開始
ヤフオクの名で親しまれ、現在は正式名称も「ヤフオク!」となりました、国内最大のオークションサイトです。前年、1998年のアメリカでのサービス開始に続き、日本国内でも始まりました。なお、アメリカ及びカナダ、イギリス、アイルランドでのヤフオクは、2007年にサービス終了しています。
無線LAN規格、IEEE 802.11bが制定
2.4GHz帯を利用する無線ネットワーク規格で、最大通信速度は11Mbps。セキュリティはWEP。通信カードや携帯型端末、携帯用ゲーム機などで長い期間採用され、最もスタンダードな無線規格となりました。
電子書籍コンソーシアム、ブックオンデマンドシステムの総合実証実験を開始
前年に発足した電子書籍コンソーシアムは、多くの検討、研究を経て、衛星通信、販売端末、携帯読書端末を用いて小説・評論・コミックスなどの書籍、約5000点のコンテンツの配信、販売の実証実験を行いました。約150の出版社が参加していました。
ホームトレードおまかせパックを販売
岡三証券のホームトレード「在宅三昧」の設定と出張設置、ネット回線の申し込み、接続作業とご説明、3ヶ月の無料電話サポートがセットになったパソコン本体を販売していました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9 P16-P17)
Windows2000 Professional搭載オリジナルPCを発売
期待の新OS、Windows2000と同日、W2K Professionalを搭載したツクモオリジナルPCを発売しました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9-P21)
ツクモ八重洲店がオープン
東京駅八重洲北口より徒歩2分の場所に、ツクモ八重洲店がオープンしました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9-P57)
ツクモ下北沢店がオープン
若者に人気の街下北沢に、地下1Fから地上3Fまでの計7フロア構成のオシャレな店、ツクモ下北沢店がオープンしました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 2000年10月号 P8-P9)
@T. 立教通り店がオープン
移動体通信とPDAなどのモバイル専門ショップ、@T. 立教通り店をオープンしました。
(画像出典:99マガジンVol11-P77)
ツクモ ROBOCON Magazine館がオープン
オーム社の「ロボコンマガジン」編集部とのタイアップにより国内初となるロボット専門ショップをオープンしました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 2000年10月号 P2-P3、99マガジンVol11 P72-P73)
@T. 秋葉原東店がオープン
移動体通信とPDAなどのモバイル専門ショップ、@T. 秋葉原東店をオープンしました。
(画像出典:99マガジンVol11 P77)
ツクモ蒲田東急プラザ店がオープン
JR蒲田駅となり、蒲田東急プラザ6Fに新店をオープンしました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 2000年10月号 P11)
ツクモパソコン本店IIIがオープン
パソコン本店、本店IIのアンテナショップ、ツクモパソコン本店IIIを角地にオープンしました。
(画像出典:TSUKUMO NEWS FILE 2000年10月号 P11)
PentiumIII/1GHzを搭載したツクモオリジナルPC TS-1000/30TDが好評
主なスペックは、CPUがPentiumIII/1GHz、マザーがMSIの815E Pro、メモリが128MB、30GBのHDDとFDD、12倍速DVD-ROMドライブを搭載。OSにWindows Meを採用していました。
(画像出典:99マガジンVol11 P63)
ツクモeX.がオープン
秋葉原中央通りに、初のPCパーツ専門大型店舗ツクモeX.がオープンしました。現在も、ツクモの顔となる特徴的な黒いビル。PCパーツの殿堂です。
(画像出典:99マガジンVol11 P76)
パソコン組み立て教室を開催
主に企業、法人、団体のお客様を対象に、パソコン組み立て教室を開催していました。
(画像出典:99マガジンVol11 P92-P93)
カラー液晶を搭載した携帯電話が続々と登場
それまで単色だった携帯電話の液晶画面にカラー対応のものが出始め、表現力が豊かになりました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9 P14-P15)
マイクロソフト、Windows 2000を発売
安定性に優れたNTカーネルを基に開発された、Windows NT 4.0の後継バージョンです。主に企業を中心に導入されましたが、一般のお客様にも人気のOSでした。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9 P4-P5)
PCケースのラインナップが充実
それまでの「白くて四角い」ケースから脱却した、カラフルで個性的なPCケースが多数登場しました。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9 P50-P51)
SCE、プレイステーション2を発売
発売後3日間で98万台が販売され、翌年3月までの1年間で全世界累計出荷数が1000万台に達するという、脅威の大ヒットゲーム機PS2。発売日の秋葉原は、ほとんどの店で夜中の時点で当日販売予定数を超えるお客様が来店されたために行列を打ち切るほどの人気でした。それでも、在庫のある店を求めて走る方が跡を絶ちませんでした。
(画像出典:ビジネス99マガジンVol9 P77)
マイクロソフト、Windows Me(Millennium Edition)を発売
Windows 98の後継となる、Windows 9x系最後のOS、Windows Meが発売されました。
(画像出典:99マガジンVol11 P47)
シャープ、初の写メール対応デジカメ搭載携帯J-SH04を発売
カメラ付き携帯電話の先駆けとなるJ-SH04がJ-フォンより発売されました。背面に設置されたカメラは約11万画素、CMOS。自分撮り用のミラーが横に搭載されていました。
(画像出典:99マガジンVol11 P28)
インテル、Pentium4をリリース
コードネームWillamette、P6コアの登場以来、5年振りとなる新アーキテクチャを引っさげ、GHz時代の新世代CPUとして、Pentium4がリリースされました。
(画像出典:99マガジンVol12 P64)
不正アクセス禁止法が施行
他者のID、パスワードを利用するなりすましや、セキュリティホールを突いた攻撃などを禁止する不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)が施行されました。
LOVE LETTERウイルスが流行
電子メールを介在して感染するラブレターウイルスが猛威を振るいました。
秋葉原駅前広場で、AKIBAX2000インターネットショーin秋葉原が開幕
パソコンメーカー、通信キャリア、インターネット証券会社など約30社により最新商品やサービスの展示が行われ、大盛況となりました。
日本初のインターネット専業銀行、ジャパンネット銀行が設立
インターネット社会の拡大とIT革命を活かした利便性の高い金融機能を提供する21世紀型の銀行を目指し、さくら銀行、住友銀行、富士通、日本生命、東京電力、三井物産、NTTドコモ、NTT東日本各社の出資により設立しました。
Googleが日本語版正式サービスを開始
米Yahoo!のデフォルトの検索エンジンとして採用されていたGoogleが、日本語版の正式サービスを開始しました。
株式会社インプレスが東証一部に上場
PC WatchやAKIBA PC Hotline!でお馴染みのインプレスが、東証一部に上場しました。
(画像出典:99マガジンVol11 P10-P11)
KDDIが誕生
第二電電株式会社(DDI)、KDD株式会社、日本移動通信株式会社(IDO)の3社が合併し、KDDIが誕生しました。
Amazon.co.jpがオープン
Amazon.comの日本語版サイト、Amazon.co.jpがオープンしました。
ロボット博覧会「ROBODEX2000」が開幕
自立二足歩行型ロボットの展示が注目を集め、来るロボット新世代を予感させる博覧会となりました。
NTT東西、フレッツ・ADSLの提供を開始
非対称デジタル加入者回線、ADSLをアクセスラインとしたインターネットサービス「フレッツ・ADSL」の提供が開始されました。下り最大1.5Mbps、上り最大512kbpsのベストエフォート型サービスです。端末インターフェースとしては、10BASE-Tが採用されました。
ツクモオリジナルPCケースが大人気
ATXミドルタワーのAL-888、及びコンパクトなAL-588ともに、大変ご高評頂きました。
(画像出典:99マガジンVol12 P50)
高橋敏也氏が、99マガジン12号に特別寄稿
前年のツクモeX.オープンとともに、ますます自作熱が高まる中、高橋敏也氏に「自作バカ一台」を4ページに渡って寄稿頂きました。
(画像出典:99マガジンVol12 P64-P67)
ツクモなんばParts王国がオープン
関西地区初の店舗、ツクモなんばParts王国をオープンしました。
(画像出典:99マガジンVol13 P87)
ツクモeX.カードが誕生
ポイント還元システムを取り入れた、新しい会員カード「ツクモeX.カード」がスタートしました。
(画像出典:99マガジンVol13 P18-P19)
ツクモオリジナル液晶モニタTS-T17LCDを発売
1280×1024ドットの解像度に対応した、17インチオリジナル液晶モニタを発売しました。
(画像出典:99マガジンVol13 P15)
DEPOツクモ札幌駅前店がオープン
9年間ご愛顧頂いたDEPOツクモ2番街店が札幌駅北口徒歩5分に移転、DEPOツクモ札幌駅前店として新規オープンしました。
(画像出典:99マガジンVol13 P91)
法人様向けOA用品オーダーサイト、すぐきてねットをオープン
オフィス文房具、OAサプライ、PCサプライ、ファニチャー、オフィス生活用品を簡単にご注文頂ける、OA用品専用オーダーサイトをオープンしました。
(画像出典:99マガジンVol14 P85)
店頭買取を開始
ご不要になったパソコン本体、周辺機器、PCパーツの店頭買取をスタートしました。
(画像出典:99マガジンVol14 P70-P71)
ロボフェスタ神奈川2001にツクモロボコン館が出展
ロボットをテーマにした総合イベント、ロボフェスタ神奈川2001のパシフィコ横浜会場に、ツクモロボコン館が出展しました。
(画像出典:99マガジンVol13 P74-P75)
ツクモインターネットショップに、ソフトダウンロードショップがオープン
お店が開いていない深夜にもソフトウェアをご注文頂ける、ダウンロードショップをオープン致しました。
(画像出典:99マガジンVol15 P35)
LEGOマインドストームが大流行
マサチューセッツ工科大学とLEGO社が共同開発した、プログラミングが可能なロボット組み立てキット「MindStorms」が大人気となりました。
(画像出典:99マガジンVol12 P12-P13)
Apple、Mac OS X 10.0を発売
2016年現在まで脈々と続く、Mac OS Xの系譜はここから始まりました。
(画像出典:99マガジンVol12 P63)
マイクロソフト、Windows XPを発売
Windows Me/98、及びWindows 2000の後継となるWindows XPが発売されました。
(画像出典:99マガジンVol14 P14-P17)
ウィキペディア・プロジェクト開始
アメリカのジミー・ウェールズが、個人プロジェクトとしてウィキペディアを創設しました。
DDIポケット、PHSによる定額料金制の移動体通信サービス「AirH"」を開始
移動体通信として、国内で初めて定額料金つなぎ放題のサービスが提供され、モバイルユーザーから絶大な支持を得ました。
(画像出典:99マガジンVol13 P38)
ワーム「Code Red」による被害が拡大
2001年7月19日、Code Redが世界規模で急感染しました。
NTT、Bフレッツを開始
前年末から東京及び大阪の一部で試験運用されていた「光・IP通信網サービス」を経て、光ファイバー通信サービスBフレッツが本格的に開始されました。
ウイルス「Nimda」が全世界で猛威を振るう
Code Redの被害が落ち着いてきた矢先、新たなワームNimdaが爆発的に拡大感染しました。
Flashアニメが流行の兆しを見せる
Adobe Flashを用いてアニメーションを作って公開する、という楽しみ方が広がりました。
”顧問に聞いてみた” 第3回 2001年 Windows XPを振り返って
株式会社Project White顧問 鈴木淳一
2001年にはWindowsXPが発売されました。このXPが、日本のパソコン業界を大きく変えたものの一つです。XPは、Windows95、98にあったバグを改善して、かなり品質が良くなりました。
90年代、台湾生産で、もともと品質が悪かったPCがどんどん良くなってきて。台湾は中国にノートPC工場を作るのを禁止していたのを、2000年ごろにOKにしました。で、台湾の、我々の知ってるほとんどの会社が、中国にノートPCの工場をバーッと作り出しました。そして2002年~2004年頃から今に至り、ほとんどのものが中国生産、会社は台湾カンパニーというのが8割9割。
我々がイーマシーンズを売ったのも、2002年の12月。イーマシーンズがあれだけ売れたのは、一つ目の理由がXPの品質が良くなったから。二つ目は、中国の生産が良くなった。そして三つ目は、中国の大量生産モデルを小売に活かしたこと。その三つが大きな要素でした。それによって、年間10万台以上販売という大ヒットをしたわけです。まあでもアメリカの会社ですから、すぐにイーマシーンズをゲートウェイに売ってしまって。で、今度はゲートウェイがエイサーに売っちゃって。そういうところはアメリカらしいですよね。
次回は、『第4回 2008年 iPhoneが与えた影響を振り返って』 を掲載予定です!
ツクモオリジナルマシンが用途別やスリム、コンパクトモデルなどに分化し始める
それまで主にCPU別やスペック別にラインナップされていたツクモオリジナルマシンが多様化しました。
(画像出典:99マガジンVol15 P4-P7)
ツクモインターネットショップ、「博士と助手」シリーズを掲載
初心者向けのパソコン解説コラム、「博士と助手」シリーズを掲載していました。
(画像出典:99マガジンVol15 P36-P37)
低価格パソコンeMachinesの販売を開始
ツクモ及び石丸電気にて、アメリカでシェアを伸ばしていた低価格デスクトップパソコン「イーマシーンズ」の独占販売を開始しました。
(画像出典:ツクモネットショップ アーカイブ)
インテル、モバイル Pentium4-Mを発売
Mobile Pentium III-Mの後継として、モバイル機器向けCPUのモバイル Pentium4-Mが発売されました。
P2Pソフト、Winnyのベータ版が公開される
個人作成のファイル共有ソフトであるWinnyが、2ちゃんねるのダウンロードソフト板に公開されました。
スクウェア・エニックス、FinalFantasy XIを発売
ファイナルファンタジーシリーズ初のオンラインMMORPG、FinalFantasy XIのPS2版が発売となりました。
Mozilla Firefoxが誕生
Netscape Communicatorから生まれたオープンソースMozilla スイートより、軽量なブラウザが開発されました。
二足歩行ロボット組み立て講習会を開催
ツクモロボコンマガジン館主催で、二足歩行ロボットの組み立て講習会を行いました。
ツクモネットショップ、人気特集「ちょいとお奨めケース特集」を開始
現在も続いている長寿特集、「ちょいとおすすめPCケース特集」を開始しました。
Epic Games、「Unreal 2:The Awakening」を発売
大ヒットFPS、Unrealの続編であるUnreal 2:The Awakeningが発売となりました。
NTTドコモ、sigmarionIIIを発売
キーボードつきPDAの大ヒット機種、sigmarionの三代目が発売となりました。
(画像出典:株式会社NTTドコモ 報道発表資料)
インテル、新フォームファクタBTX規格を提唱
新しいマザーボードの規格、BTXが提唱されました。
アイオーデータ、DVDドライブ搭載ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」を発売
ネットワーク上にある映像や音楽を再生することのできるネットワークメディアプレーヤー AVeL LinkPlayerが発売となりました。
(画像出典:株式会社アイ・オー・データ機器 AVLP1/DVD、株式会社アイ・オー・データ機器 AVeL Link Player)
ソニー、HDD搭載DVDレコーダー「PSX」を発売
PS2とHDD・DVDレコーダーの機能を一体化したPSXが発売となりました。
(画像出典:ソニーデジタルレコーダーホームページ)
マイクロソフト、オンラインサービスXboxLiveを開始
家庭用ゲーム機Xboxでオンラインゲーム等に接続できるサービスを開始しました。
Linden Lab、Second Lifeを開始
3DCGで作られたインターネット上の仮想世界、Second Lifeがスタートしました。
Apple、WEBブラウザSafariの公式版をリリース
後にMac OSの標準ブラウザとなる、Safariの公式版1.0が発表となりました。
スカイプ・テクノロジーズ、Skypeのパブリックβ版を公開
P2P技術を利用したインターネット電話、チャットサービスであるSkypeが初めて公開されました。
パソコンの救急缶「もうあ缶!!」を発売
24時間の電話サポートパッケージ、もうあ缶!!を発売しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモネットショップ、人気特集「爽快打鍵」シリーズの第一号?を掲載
おすすめのキーボードをご紹介する「爽快打鍵」シリーズのプレ特集を掲載しました。
ツクモネットショップ、TAPシステムを開始
リセラー様向け会員特別価格販売サイト、TAPシステムを開始しました。
Facebookが誕生
後に巨大SNSとなる、Facebookがハーバード大学で誕生しました。
国内でSNSが始まる
mixi、GREEの2つのソーシャル・ネットワーキング・サービスが同月開始されました。
Google、Gmailを開始
フリーメールサービスGmailがスタートしました。
サイバーエージェント、アメーバブログを開始
人気ブログサービス、アメーバブログが登場しました。
近藤科学、二足歩行ロボットキット「KHR-1」を発売
本格的、かつ安価な「側転もできる」ロボットキットKHR-1が発売されました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ソニー、世界最小・最軽量のWindows XPマシン「VAIO type U VGN-U50」を発売
キーボードの無い超小型VAIOが登場しました。
(画像出典:ソニー製品情報 モバイルノート TypeU)
ツクモとWindyのコラボケース、「MT-PRO1220 T-STYLE」発売
ツクモスタッフとWindyのこだわりが詰まったコラボケースが発売されました。
(画像出典:ツクモネットショップ TSUKUMOとWindy 究極のコラボケース MT-PRO1220 T-STYLE 登場!!)
Razer、ゲーミングマウス「Diamondback」を発売
大ヒットゲーミングマウス、Diamondbackが発売となりました。
SONY、VAIO TypeXを発売
テレビをまとめて全部録画する、という新しいスタイルが生まれました。
(画像出典:ソニー製品情報 デスクトップ TypeX)
ツクモネットショップ、ツンツクモモコのお買い物大作戦を開始
PC初心者向け商品解説コラム、ツンツクモモコのお買い物大作戦を開始しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモネットショップが9周年
2016年3月で20周年、ということは2005年3月が9周年です。
(画像出典:ツクモネットショップ)
eX.computerが誕生
ツクモオリジナルパソコンのブランド名が、eX.computerとなりました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
液晶リフレッシュサービスを開始
ノートパソコン落下による液晶の破損や輝度落ち、パネル内の液漏れなどを修理する液晶リフレッシュサービスを開始しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
YouTubeが誕生
世界最大の動画共有サービスであるYouTubeが、アメリカで誕生しました。
Google、Googleマップベータ版を開始
地形や航空写真も確認することができる総合世界地図検索サービス、Googleマップのベータ版がサービス開始されました。
個人情報保護法が全面施行
個人情報を取り扱う事業者に対してその方法を定めた個人情報保護法が施行されました。
Google、Google Earth3.0をリリース
仮想地球儀ソフト、Google Earthの最初のバージョンである3.0が公開されました。
Apple、日本国内でiTunes Music Storeを開始
iTunes Storeの前身であるiTunes Music Storeが開始されました。
マイクロソフト、WindowsXP Professional x64 Editionを発売
64bit版Windows XPが発売されました。
バンダイナムコ、ユニバーサルセンチュリードットネット・ガンダムオンライン(UCGO)の正式サービスを開始
発表時のあまりの規模に発売されることがないのではないかと噂されていたUCGOが遂にリリースされました。
マイクロソフト、レーザーセンサー搭載マウス「Laser Mouse 6000」を発売
ゲーミングマウスが人気となる中、マイクロソフトからレーザー式のマウスが発売されました。
ウィルコム、携帯情報端末「W-ZERO3」を発売
キーボード搭載PDA、W-ZERO3の初代機(WS003SH)が発売されました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモオリジナルオーダーメードPC、AeroStreamが大好評
これが次世代への流れ(ストリーム)。
(画像出典:ツクモネットショップ AeroStream)
秋葉原クロスフィールドが竣工
秋葉原ダイビルと秋葉原UDXから成る、ITの拠点が誕生しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモネットショップが10周年
前年の9周年に続き、様々な10周年記念セールやイベントを開催しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
eX.ブランドリムーバブルケースnaked(ネイキッド)が大人気
カートリッジ不要の5インチベイ用SATA HDDリムーバブルケースが大人気となりました。
(画像出典:ツクモネットショップ eX.ブランド リムーバブルケース)
インテルベンチマークコンテスト2006を開催
前年開催され大好評だったコンテストが、購入頂かなくてもご参加可能となって帰ってきました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモオリジナル17インチ液晶モニタ、eX.vision EXV179を発売
eX.computerとベストマッチするDVI端子搭載オリジナル液晶モニタが登場しました。
(画像出典:ツクモネットショップ DVI端子を搭載したお買い得!17インチTFT液晶が登場 eX.Vision EXV179)
FONソーシャルルーター「La Fonera」の取り扱いを開始
Wi-FiコミュニティFONが日本国内で開始されました。
(画像出典:ツクモネットショップ FONルーター La Fonera)
JR東日本、モバイルSuicaサービスを開始
NTTドコモ、及びauの対応機種で、モバイルSuicaサービスが利用できるようになりました。
低価格なヘッドマウントディスプレイが注目される
時代はウェアラブルへと徐々に移行していきました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ワンセグが開始
携帯電話などのモバイル機器に向けて、1セグメント放送が三大広域圏と13の県から開始されました。
Intel、新CPU Core 2シリーズを発表
モバイル用、デスクトップ用の新シリーズが発表されました。
(画像出典:ツクモネットショップ Intel 新CPU Core 2 シリーズ 好評発売中!!)
携帯電話番号ポータビリティが開始
キャリア変更の際、電話番号を引き継ぐことができるようになりました。
任天堂、据え置き型家庭用ゲーム機Wiiを発売
大ヒットゲーム機、Wiiが誕生しました。
Panasonic、国内初のPLCアダプタBL-PA100を発売
家庭内コンセントを利用したLAN環境を構築するPLC製品が初めて国内で発売されました。
Twitterが開始
アメリカでツイッターが始まりました。
ニコニコ動画が開始
動画共有サイト、ニコニコ動画が実験サービスとしてプレオープンしました。
eX.NICOS VISAカードが登場
通常のポイント還元にプラスの還元があるクレジット機能つきカードです。
(画像出典:ツクモネットショップ)
eX.computer、AeroStreamから省スペースモデルAeroSlimが誕生
派生モデルの販売が始まりました。
(画像出典:ツクモネットショップ eX.computer AeroSlim)
ツクモ梅田店がオープン
ツクモなんば店に続き、近畿地区2店舗目がオープン致しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモ町田店がオープン
神奈川県にほど近い東京・町田に新店舗がオープンしました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
eX.computer、AeroStreamからミニサイズモデルAeroMiniが誕生
更なる省スペースを追求したオリジナルPCが登場しました。
(画像出典:ツクモネットショップ eX.computer AeroMini)
ツクモオリジナル液晶保護フィルム、eX.filterを発売
ツクモオリジナルブランドには液晶保護フィルムもありました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
マイクロソフト、Windows Vista製品版を発売
約5年ぶりとなるWindowsの新製品、Vistaが発売されました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
NTTドコモ、ポケベルサービスを終了
ポケベルサービス「クイックキャスト」が終了となりました。
クリプトン・フューチャー・メディア、ボーカル音源ソフト キャラクター・ボーカル・シリーズ 01 初音ミクを発売
偉大なアイドルの誕生です。
(画像出典:ツクモネットショップ)
Microsoft、Windows Home Serverを発売
家庭向けサーバOS、Windows Home Serverが発売されました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
Apple、Mac OS X 10.5 Leopardを発売
300以上の新機能を搭載した、待望の新OSが登場しました。
(画像出典:ツクモネットショップ)
Googleストリートビューが開始
世界の道路と、その周辺の画像を地図とあわせて見ることができるストリートビューが開始されました。
緊急地震速報の一般提供が開始
一部の離島を除いた国内ほぼ全域で、緊急地震速報の一般提供が始まりました。
”顧問に聞いてみた” 第4回 2008年 iPhoneが与えた影響を振り返って
株式会社Project White顧問 鈴木淳一
パソコンの中の、それも個人の使われ方の何割かは、ネットとメールが使えれば、その為にあるものであればパソコンの形をしていなくても良いという時代に変わっていきました。タブレットやスマートフォンに変わった理由は、ハードが進化しただけではなくて、回線が速くなったというのが一番の理由でしょう。それこそ、黎明期から考えれば、今の回線速度は何万倍という数値。ネットワーク業界にとっても、大きなインパクトがあります。
ただ、コンシューマとしてはタブレットやスマートフォン、我々が仕事で使う分にはキーボードのついたパソコンの方が使い勝手がいいわけです。パソコンを電子計算機として使う。つまり、もともとパソコンが何でも屋だったのが、主たる機能を分化させてきている。それが、今我々がいる時代であると言えます。そのきっかけが、iPhoneだったと思います。そして、もちろんスマートフォンの性能も良くなり、CPUの速度も上がってきたけれども、やはり回線速度が上がったことが大きいのではないかと。
次回は、『最終回 今後のツクモインターネットショップに求めるもの』 を掲載予定です!
台湾TOPOWER製ハイエンド電源「Silent Black JAPAN」の高品位モデルをツクモオリジナルeX.電源として国内独占販売
ツクモオリジナル電源のニューフェイスです。
(画像出典:ツクモネットショップ ツクモオリジナル電源のニューフェイス!「SILENT BLACK JAPAN」)
Windows Vista Ultimate SP1 Σのツクモ限定パッケージ、ツクモ缶を発売
「金のゲイツくん」とは・・・
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモネットショップ限定、ウインドウズ ビスタBOXを発売
※食材は入っておりません。
(画像出典:ツクモネットショップ)
ツクモ ロボット博覧会 in 秋葉原 万世 2008を開催
夏休みの終わりに、ロボットの熱い戦いと操縦体験をお楽しみ頂けました。
雑誌連動企画 「長~く使える」1台を作る 掲載
日経WinPCとのコラボです。
Apple、日本国内でiPhone 3Gを発売
日本国内で初めて、iPhoneが発売となりました。
Netscapeブラウザの開発・サポートが終了
一時最大のシェアを誇ったNetscapeのサポートが終了しました。
超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)が打ち上げ
宇宙インフラとしての大きな期待を載せて、きずなが打ち上げられました。
NTT東日本およびNTT西日本、フレッツ光ネクストを提供開始
Bフレッツの後継サービスがスタートしました。
Google、YouTubeで広告収益を得られるパートナープログラムを日本国内で開始
ユーチューバーの誕生です。
Dropboxが正式サービスを開始
オンラインストレージサービス、Dropboxが正式サービス開始となりました。
Google、Google Chromeの正式版を公開
ウェブブラウザ、Google Chromeの正式版が公開されました。
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今日はツクモの20年前よりもっと昔をご存知の、元マイコンレディスタッフの方にお話をお聞きしますニャ。よろしくお願いいたしますニャ!
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よろしくお願いします。
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まず、入社された時期ときっかけを教えて頂けますでしょうか。
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1983年と言いますと、まだマイコンは珍しいものだった時期だと思いますニャ。マイコンレディの皆さんは、入社前に扱った経験はおありでしたんでしょうかニャ?
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1期生で理系の学校に行っていたのが2人くらいで、あとは私たち2期生を含め全員文系。私は電子系の専門学校で、必修科目に「マイコン」の授業があったので、少しだけ触ったことがありました。しかし、みんなほぼ素人同然です。
だから毎日が勉強でしたよ。わからないことはどんどんメモをとって、互いに教えあって。あくまで店頭に立つのはマイコンレディでしたけど、技術的なことやサポートは詳しい男性社員に訊いたり、メーカーに勉強会を開いてもらったりしていました。 -
お店は今のパソコン本店II、当時は、7号店でしたでしょうか?
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新入社員研修でゲーム!?
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そう。当時はマイコンで何をしよう、という目的をはっきり持ったお客様はまだ少なくて、とりあえずマイコンというものを買いに来た、という方が多かったんです。
当時ツクモでは、オリジナルゲームソフトを発売していたので、そのゲームソフトを、本体&モニタセットでお買上げの方に5本プレゼント、というようなことを行っていたんです。買ったらゲームでもしてみましょうかと。でも、そこでご説明する為には、どれがどんなゲームかを知らないといけない。だから、お客様に説明できるようにゲームの内容を知っておいて欲しいということだったようです。麻雀もこれで覚えたんですよ(笑)その頃発売された、ツクモオリジナルのジョイスティックの使い心地も試してみたりしてました。 -
それはやはり、実習用のマイコンがあって・・・ということですか?
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あるにはあったんですけど。。。この時期はとにかくマイコンが凄い勢いで売れていたので、実習用として用意するのももったいないくらいで。在庫が足りなかったんです。なので、大勢で共用していましたね。
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すごーく忙しそう・・・
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研修後、店舗に配属になったのですが、土日は休憩時間も取れなかったですよ。ご飯を食べに行く時間が無いんです。だから、気を利かせて店長(男性)が、秋葉原デパート(現アトレ秋葉原1)でおにぎりをたくさん買ってきてくれて、お客様からの隠れたちょっとしたスペースがあるんですけど、手が空いた人は、僅かな時間でそこで食べて、また接客。っていう感じでした。
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実際の販売はどういう感じに行ってたんですか?
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懐かしい本体ですニャー!
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他には、MSXがその頃に出始めましたね。あれこそ、カセットを挿すところがあって、ほぼゲーム機でしたから、お客様からどのゲームが面白いの? って。MSX担当スタッフがコナミの「けっきょく南極大冒険」をイチ押ししていたので、みんなでお薦めしまくりましたね。あのゲームは本当にたくさん仕入れて、たくさん販売しました。
あの頃、本体というのはほとんど指名買いで、これ以外に何を買えばいいの? というお客様が多かったから、周辺機器やソフトの知識を中心に勉強しましたね。 -
どうやって勉強したのか知りたいです! 全然頭に入ってこなくて・・・
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周辺機器と言っても色々なジャンルがあるし、みんな本当に素人だったので、まず担当を割り振りました。本体担当、ゲーム担当、ケーブルの担当、とかね。で、ケーブル担当が端子の絵を書いて、これは何というケーブルでしょう、みたいな筆記試験を作って、それをみんなで解いたりしていました。
今みたいに、ネットで調べれば出てくるなんてことも無いし、メーカーのカタログや、勉強会や接客内容などから自分でメモって作ったマニュアルの手帳だけが頼りでしたね。 -
実際に販売しながらの勉強だったわけですね・・・。
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それと、当時は自分でプログラミングをする、打ち込んで動かす、っていう楽しみ方をするお客様も多かったんですよね。ベーマガやIOで掲載されているプログラムを。なので、スタッフ側も勉強しないと、ということになって、合間を見つけてみんなでBASICのプログラミングなんかもしましたよ。IF文とか使って、簡単なゲームを作ってみたり。
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凄い向上心ですニャー! どうやっていたんですかニャ?
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接客の合間に展示機を使ってプログラムを打ち込んでました。どういう風にしたらどういう風に動く、という基本がわかっていないと、お客様からお問い合わせがあった時に答えられませんからね。
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マイコンレディというのは、当時のツクモの、いわゆる戦略だったわけですよね。お客様の反応というのはいかがだったんですか? 女性が店員であるということに対して。
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お客様の方が詳しいんだ!
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現金でのご購入なんですか!?
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まだクレジットカードでのお支払いはほとんど無い時代でしたね。一部ショッピングローンはありましたけど。
お客様がカバンから帯の付いた札束を取り出して、そこから2枚抜いて、じゃあ98万円で、みたいな時代でしたよ。 -
当時の秋葉原において、ツクモはどういう立ち位置のお店だったんですかニャ?
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そもそも、まだ秋葉原にマイコンの専門店、みたいなお店は少なかったですよ。ツクモも元は無線のお店ですしね。いわゆる”家電の街”でした。マイコンを扱っているお店でも、家電コーナーの一区画にちょっと置いてあったりね。
本気でマイコンを扱ってみよう、みたいなお店は、どちらかというと路地裏の個人店なんかで、店主さんが個人的に興味をもって、仕入れてみて、という所が多かったみたいです。秋葉原が、というのではなくて、新宿とか渋谷とか池袋とか、そういう所にもあったみたい。だから、マイコンレディのお店という以前に、マイコン専門店です、という時点で珍しかったですよね。 -
そして、先程のお話にもあった、マイコン本体が20万円を切った頃に人気が爆発したと。
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そういうお客様がそこをとっかかりに、プログラミングを楽しむ方に行かれたり、ということなんですニャ。
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ド、ドラマ!?
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TBSでやった「親にはナイショで・・・」っていう、安田成美さんが主演のドラマ。当時の世相を映すっていう話で、舞台が秋葉原、女性店員がパソコンを販売するお店、つまり7号店だったんです。現在で言うところの、パソコン本店II地下で撮影をしてました。原田芳雄さんが店長役でね。ドラマの内容的には、不倫の話があったり、あまりイメージのいいものではなかったみたいですけどね(笑)
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それは初めて知りましたニャー。マイコンレディは、それくらい話題性のあるものだったということですニャ。
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そうですね。パソコンの展示品なんかも、そのまま使って撮影していましたね。
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なるほど。7号店時代のお話はよくわかりました。実店舗とネットショップの違いっていうのもあるんですか?
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うーん・・・あくまで店員としての視点で言えば、商品のご提案の方法が違いますよね。熟練した店員なら、やっぱり実店舗でお客様と実際にお話をしながら、という方が接客しやすいと思います。お客様の表情が拝見できますからね。
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なるほど。ネットでの販売では、お客様の温度がわかりにくいと。
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そうです。どのくらいその商品を欲してらっしゃるのか、もしくは代替商品でもいいのか。お話をしている間に伝わってくる情報はたくさんありますよね。あとは、再来店のお客様に、先日はありがとうございます、その後あの製品の調子はいかがですか? というようなアフターケア。
もちろん、そういったアクションの重要性はネットでも論じられてるし、一生懸命データを取ろうとしています。けど、やっぱりネットと実店舗ではやりやすさが異なりますね。
ただ、その辺もお客様によっては、もっとあっさりした対応にして欲しいという方もたくさんいらっしゃって、そこが実店舗とネットの住み分けの一要因になっているようにも思います。 -
それでは、また少し遡りますが、ネットショップ立ち上げ当初のお話をお聞かせ願えますかニャ?
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当時、私は実際には隣の広告部だったんですが、それまでは電話通販しか無かったところに、新しくネット通信を使ったショップを立ち上げるということになって、売上数字などを見る人間が必要になったので、兼任で見ていた形ですね。当初のネットショップは、販売という側面よりも、九十九電機の店舗のご紹介だったり、広告的な部分が多かったので、広告部の隣にあったんでしょう。
一部ページで、ショッピングコーナーとして商品をご紹介してましたが、本格的なショッピングシステムはまだありませんでしたし、こんな商品が旬です、というご紹介的なページでしたね。 -
インターネットショップの前に、ニフティにショップがあったんですよね?
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売上が拡大していったきっかけというのは何だったとお思いですかニャ?
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いくつかあると思いますが、やはり日本総研のスマートショッピングに参画して、SETで安全にカード決済ができるようになったのは大きかったと思います。
それまでは、遠隔地の方にカード決済して頂くには、お電話でカード番号をお聞きしないといけなかったわけです。今では考えられません。インターネットも普及していなくて、通信を使った不正もまだほとんど無かった時代だからこそですね。ある意味大らかでしたよね。 -
では、最後になりますが、現在のネットショップについてと、今後ネットショップはこうあるべき、というお考えはありますか?
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これは、7号店でツクモオリジナルゲームをつけて販売していた、というところに繋がってくるんですが、やはりオリジナリティを打ち出したいと思いますね。
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商品を、っていうことですか?
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それもそうだし、仕組みとしても。店舗での対面販売だと、店員一人一人のオリジナリティが出せますよね。ネットショップではそれが見えにくいから、お客様からしたら、どこで買っても同じだな、となってしまいがち。お店として、それではいけませんよね。
あとは、もっと商品に近い視点でのお店づくりが必要だと思っています。ネットショップでは、商品が目の前にある状態で販売しているわけでは無いので、例えば、どういうニーズが多いのか、どういう商品にどういうお問い合わせが多いのか、在庫が少なくなったら、それをどのくらい追加で仕入れるべきなのかというようなことを、お店で販売している時よりも肌で感じにくいんです。それらはクリアしなければいけない重要な課題だと思っています。
ただ、逆に店頭とネットショップを切り離して考えなければならないこともあるんです。同じ考え方でやろうとすると失敗する面もあります。そこには充分注意しなければならないですね。 -
ツクモネットショップの強みである、各種商品の特集ページに関してはいかがですか?
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お陰様で、googleの検索結果などでも上位にあるページが多くて、たくさんの方に見て頂いているんだ、というのは実感しています。本当にありがとうございます。
新規格や新商品が出ると、徹底的に調べて詳しい解説ページを旬のうちに公開することを心がけているのですが、ある程度時間が経って、その規格や商品が市場に浸透して、一般のお客様がその事について調べる為に検索してうちの特集ページに来られた頃には、掲載している商品が陳腐化していることがあるんです。せっかくお越しいただいたのに、掲載している商品がもう完売、ではよくありません。
これは優先的に改善して、専任のスタッフを置いて、過去に公開した特集ページでも、来訪者数が多いものは掲載商品をできるだけ最新のものに保つように指示していますね。新しいものも勿論重要ですが、それだけを追いかけていればいいわけではないんです。 -
よくわかりました。本日はありがとうございましたですニャ!
しかし、第二期マイコンレディとしてお話を伺っていたはずなんですけど、最後の方では随分ネットショップにお詳しいようにお見受けしましたのニャ。現在はどちらの部署でニャにを・・・? -
ハハハ、それはナイショでーす! それじゃ、おつかれさまでしたー!
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え、あ、はい、お疲れ様ですニャ! ありがとうございましたニャー???
”顧問に聞いてみた” 最終回 今後のツクモインターネットショップに求めるもの
株式会社Project White顧問 鈴木淳一
やっぱり買いやすさの追求でしょうね。品揃えが多いとか、価格が安いとかいうのが話題に上るけれども、品揃えが多いというのは不良在庫も多くなるということになるから、商売としてはどうなのか。価格に関しても、全てが安いということは無い。それよりもやはり、利便性でしょう。買い物をしやすいこと。
あとは、いくら進化しても、物を売るとか製造するっていうのは、全てがオープンで平等ではないわけです。例えば、ユニクロのフリースはユニクロでしか買えず、イトーヨーカドーでは買えないわけで。ユニクロのWEBページでは買えるけども、それ以外のどのサイトに行っても買えない。インターネットだからどこに行っても同じように買えるというのは間違いですよね。
また、近所の有名店の宅配を頼むっていうのが流行っているけれども、本来はそれを何もAmazonで頼む必要はなくて、それこそサイトの規模としては100分の1、1000分の1の規模の近所のレストランのWEBページで注文して料理を運んで貰ったりできるんです。サイトという意味では同じなのだから、大手を使う必要はない。ではなんで大きなところで買うかと言ったら、そこの方が便利だからなんです。
我々も、幅広い品揃えはヤマダ電機さんがやってくれてるわけで、ツクモとしては、ツクモが強い領域、PCパーツであったり、BTOであったり、そういったものを深く掘り下げ、また拡大していかなければならない。そういったものに関しては、他のサイトよりも品揃えが広くて深くて、買いやすい。値段もリーズナブルだと。それをどこまで追求できるか、というのが我々の使命ですよね。
他の大きなサイトを見ても、メーカーが提供していないマザーボードやVGAのスペックというものは載っていないわけです。自作しようと思ったら、VGAの長さ、買ったらケースに入らないというようなことは本当に頻繁に起きるわけで、うちの場合はそのサイズも実際に箱から出して測って、このケースなら入るというのを確認しているわけです。それを確認しないで売って、入らない。それはお客様の責任ですって、そんなものは利便性ではないわけで。交換保証で相性にも対応したり、そこまでやっているのが我々なのだから。
VGAだってこれだけ種類を売っている小売店は珍しいと思います。ケースも恐らく、うちが日本一売っているでしょう。ケースは見方を変えればただの箱なわけで、売れ筋は数千円から2万円弱ですよね、標準価格帯は。そうすると、在庫としても中は空だしかさばる、儲からない商売だけれども、でもケースは凄く重要なわけで。静音性であったり冷却性であったり大きさであったりデサインであったり、そういったものを作りこんだインターネットのページを持っているかどうか。
店であれば、池袋店でも秋葉原の本店でもeX.でも、名古屋でも札幌でも福岡でも、間違いなくうちが地域で一番品揃えしています。ケースは見て触りたいわけだから。インターネットショップでも秋葉原で実物を写真に撮って載せています。そこまでこだわってやることで、お客様が実際にお店に来られなくても、お店と同じように情報を得られるようにしようとしています。あれだけ作りこんだスペックのページというのは我々の自慢するところであり、お客様に評価して頂いているところだと思います。それを、我々の独りよがりにならないように、お客様から見て嬉しい情報、メーカーさんの都合ではなく、お客様から見て欲しい情報を我々がいち早く察して、それを作りこみ、また継続していく仕組みを作っていく、ということが、地道なようだけれども実はとても大事な仕事です。そういったことで、根本的な利便性を高めていきたいですね。
あとは、インターネットショップと店頭と法人との、いい意味での連携、補完をし合うことですね。ネット専業ショップではできないし、店だけが強いショップにもできません。我々は、店も強いしネットも強い。この業界では一番両方のバランスが取れている会社だと思います。札幌名古屋福岡、秋葉原池袋吉祥寺とお店があって、品揃えもきっちりしていて、かつネットの売り上げがこれだけあるというのは、間違いなくうちが一番です。そういう意味でも、お店も拡大していきますが、ネットも更に、うまく作りこんでいって欲しいと思います。
ネットショップヒストリーの画像はほとんどがこちらからの引用になります。
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1995年7月~1998年3月 ”デジタル99マガジン”
年4回、合計12号発行。店頭で配布していた『ツクモの情報誌』
テーマは”快適な電脳生活の為の情報誌” 商品価格はもちろん、各メーカーの方々のインタビュー、創刊号~1996年冬の7号までは、”今はなき”SHARP X68000の本体・周辺機器の情報などを掲載していました。 -
1997年12月~2000年7月 ”ビジネス99マガジン”
法人様向けの商品を中心に季節ごとに合計10号発行しました。創刊当初はデジタル99マガジンの法人版と位置づけ、保存版のメーカーサポート一覧表やFAXオーダーシートや法人様向けサポートなどを掲載。その後、サーバーやビジネスプリンタ、ビジネスソフトなど会社で使用する商品を中心に展開していきました。
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2000年9月~2002年3月 ”99マガジン”
ツクモの『実勢価格』最新版として発行された”フルカラー”のカタログ冊子。当時パソコン業界で著名だった方々とのスペシャル対談やライターの方による特別寄稿の記事も扱いました。ツクモeX.のオープンと同時期だった事もあり、以前の99マガジンと比較して”パーツ色”が大きくアピールされている内容となっています。
情報収集の手段が情報誌などの紙媒体から、ネットへ移り変わる時代の流れを汲み、惜しまれつつ終刊となりました。
”顧問に聞いてみた” 第1回 1995年を振り返って
株式会社Project White顧問 鈴木淳一
インターネットの登場がその後パソコン業界全体に与えた影響というものは結果的には物凄いものでした。しかし、最初はそうでもなかった。ただ、我々は「物凄い」と思っていた。インターネット館の開店は早すぎました。
1995年は11月にWindows95が発売となり、お祭りのように深夜販売をやって非常に多くのお客様にご購入頂きました。1994年までは、日本全体で出荷されるパソコンは三百数十万台でしたが、Windows95が出て五百万台を越したんです。
1994年にアメリカでモザイクという会社ができて、Netscapeに社名を変えて、それがアメリカでのインターネットの民間利用のスタートかな。これは非常にセンセーショナルな出来事だったんですが、日本ではそれほど話題にならなくて。
Windows95が発売になった翌月、縁があってアメリカに視察に行きました。その時、向こうに転勤していた学生時代の友人、全く違う業界の人ですが、会う機会がありました。日本にいた時はパソコンのパの字も知らなかったような友人から、「え、インターネット使ってないの? 遅れてるんじゃない?」と言われて。
当時はAOL、後にNetscapeを買収する会社ですが、これがアメリカでバーッと流行り始めた時期で、その友人も当たり前のようにEメールを使っていて、僕にインターネットのうんちくを話すわけです。あ、これは凄いなぁと。視察から日本に帰ってきて、これは何とかしなくちゃいけないと思いました。
また、僕がショックだったのは、アメリカでは中小企業でもみんなAOLを繋ぎっぱなしなんです。日本に帰ったら従量制だから、繋いでもいいけど終わったらすぐに切れと。とてもお金がかかるからと。1995年の12月時点で、アメリカではもう使い放題とかでした。日本はそのくらい、遅れてましたよね。だから、この段階では、パソコン業界的に、インターネットの影響というのは、日本ではそれほど大きくなかったですね。
あと、インターネットに関しては、当時本当に言われていて、ウソみたいなバカみたいな話だけれども、インターネットなんて所詮ダメになるよ、と。何故かと言うと、みんなが始めたら、スピードが遅くなって使いものにならないと。世界中でまだ接続していない人達が何億人と始めたら間違いなくダメになると、一部の専門家が言っていたんです。ところが、それを遥かに上回るスピードで、海底ケーブルが敷設されて、通信技術も革新され、回線速度が急上昇していった。結果、現在これだけの速度が出ている。昔言われていたことを、ハードに対する莫大な投資と技術革新で乗り越えてしまったのです。
次回は、『第2回 1996年を振り返って』 を掲載予定です!