ツクモネットショップ20周年ありがとう企画 -Windows95~Windows98時代の自作PC事情- - 自作パソコン・PC/パソコンとPCパーツの専門店【TSUKUMO】。自作PCに必要なパーツを豊富に取り揃えています。

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更新日:2016/06/17

今vs昔 <番外編> -Windows95~Windows98時代の自作PC事情-

1996年から97年のPCパーツ界隈は、まだ自作PCという概念が確立されていなく、何だかよくわからないがWindows95が動くパソコンがNEC、EPSONといった国内ブランドのメーカー品やそれより低価格で展開されていた海外メーカーのCompaq製品などよりも高機能で格安で最新のスペックのマシンが製作でき、なおかつこれまでパソコンのスペックはメーカーが決めるものでユーザーはメモリ増設(しかも高い!)や外付けのハードディスク(これも高い)しか出来なかったものがCPUからケースまで自分で好きなように選択でき、自分で組み立て出来る様になるという、当時のマニアにとっては夢のような状況でした。

但しその状況は自由である一方、初期不良や相性問題の発生、現在と違い細かい規格が制定されていなかった為そもそもの製品の仕様が間違っていてそれが原因で他のパーツが損傷するといったことも少なからずありました。

しかしながらそういった様々な問題を抱えつつPCパーツ自作市場はその後やってくるWindows98の発売へ大きなうねりとなって成長していきました。それではここからはその当時の状況を代表的な製品を中心に振り返ってみたいと思います。

  • デジタル99マガジンvol1 33P

    (出典:1995年
    デジタル99マガジンvol1 33P)

1996年 AMD、NexGenを買収、翌97年に Pentium 互換CPU K-6を発売

1994年にPentiumに浮動小数点演算ユニットのバグがあることを発表し、矢継ぎ早にPentiumPro、Pentium IIと新製品を発表してブランドイメージの回復と処理能力の向上を図ったintelでしたがその代償としてマザーボードのプラットフォームの変更を余儀なくされ、その為それまでの主流であったSocket 7のマザーボードを搭載したPCが陳腐化する事態になりました。

この事態にそれまで様々な互換CPUを発売してきたAMDは同様に互換CPUを開発していたNexGenを買収して開発中であったNx686をSocket 7用に改良したK-6を発売しました。K-6はPentium IIのローエンドモデルが4万円台だった時期に1万円台後半の価格であった為、お手軽なアップグレード用CPUとして、またパソコンメーカー各社とも低価格モデルのCPUとして採用し始め、intelに対抗できる互換CPUメーカーとしての地位を確立していきました。

  • デジタル99マガジンvol12 70P

    (出典:1998年
    デジタル99マガジンvol12 70P)

HDDの大容量化とメーカーの価格競争

HDDは1995年頃から1GBを超える容量の製品が主流になり始め、HDDの盤面から情報を読み取る磁気ヘッドの性能向上により飛躍的に容量が増大していきました。

このころからノートPC用の2.5インチモデルも流通し始め、様々な製品が店頭に出回り始めました。今も生産を続けている ウェスタン・デジタル、シーゲイト、東芝といったメーカーの他にもコナー、クアンタムマイクロポリス、マックストア等多くのメーカーがありましたが前述の技術革新による価格低下があり、1995年当時は1GB当り7万前後だったのが97年には1万円台まで下落しており、熾烈な価格競争となりました。(因みに2016年現在は1GB当り3円弱程度です・・・)

  • デジタル99マガジンvol2 35P

    (出典:1995年
    デジタル99マガジンvol2 35P)

2Dから3Dへの過渡期だったVGAカード事情

今でこそVGAカードは自作PCに無くてはならない基本的なパーツですが、この当時は国産のNECのPC9821には標準で搭載されており(当時はグラフィックアクセラレータと呼ばれていました)このパーツが別になっていることにあまり理由が感じられない事もありました。

その状況を一変させたのがWindows95と同時期に発表されたDirectXとその機能の一つのDirect3Dの存在です。日本では94年年末にプレイステーション、セガサターンが発売され、家庭用ゲーム機でも3Dグラフィックス機能が注目され、大きなブームとなっていました。PCゲームでもDOOMシリーズやQuakeといった3DのFPSが発売されましたが各社独自のプログラムでしたので当時としても高いプログラム技術力が必要でした。

Direct3DはWindows上で3Dを動かす事を前提として作られたプログラムでありアップデートも早く、開発用プログラムも公開されていましたので瞬く間に普及していきました。問題なのはその機能を動かす為のハードウェアとなりました。前述のとおり当時主流だったVGAカードはS3のViRGEシリーズやMatroxのMillenniumシリーズといった2D機能の高速化を重視した商品が中心でしたので3D機能を使用するのは不十分だったり、そもそも動作しなかったりしました。その為、多くの新興メーカーが様々な技術で競い合っていました。その中でも3dfxのvoodooシリーズは既存のVGAカードに追加する形で3D機能を強化する製品でしたのでコストも安くなり、人気の商品となりました。

  • デジタル99マガジンvol10 41P

    (出典:1997年
    デジタル99マガジンvol10 41P)

インテル純正と低価格を売りにした非インテル製チップセットが熾烈な競争を行っていたマザーボード業界

PentiumPro、Pentium II等 CPUのバリエーションが増え、またビデオカードの規格も新規格のAGPが発表された為様々なマザーボードが市場に出回り始めました。マザーボードメーカーは今も数多くの製品を発売しているAsustek、GIGABYTE、MSI(※当時はMicroStarという呼び名でした)は当時から人気のメーカーでしたが、それ以外にも様々なメーカーがありました。

430TX、430VXといったインテル純正のチップセットではなく、廉価なサードパーティ製チップの SiSの5xxシリーズ、VIAのApolloシリーズ等を搭載することで価格を抑えた製品を販売していました。SOYO、Tekram、ABIT、Biostar TYAN 等 様々なメーカーがありましたが、これらの非純正チップセットは当時のWindows95の環境下では様々な組み合わせによる相性の不具合や、出来たばかりのAGP規格の不安定な仕様問題と併せて、”自作パソコンは相性問題が数多く発生する”というイメージの立役者となってしまった感があります。※ただしintel純正のチップセットでも相性問題は少なからずありました。

この状況に対して最新BIOSや不具合を修正したドライバ等を提供できたメーカーは生き残り、そうでないメーカーは消えていくか、別の業態へ進出するなどして、マザーボード業界からは去っていきました。Tekramはその後RAID向け製品メーカーに、BiostarはOEM事業が中心ですがPCメーカー向けにマザーボードを生産しているようです。SOYOは2003年頃から製品を出さなくなり、ABITは2008年に事業から撤退、TYANは早めに一般向けのマザーボードからは撤退しましたがサーバー用途のマザーボードメーカーとして今も活動しています。

  • デジタル99マガジンvol11 40P

    (出典:1997年
    デジタル99マガジンvol11 40P)

当時の “デジタル99マガジン” 掲載広告

1995年

  • デジタル99マガジンvol1 34-35P

    (出典:デジタル99マガジンvol1 34-35P)

  • デジタル99マガジンvol2 36-37P

    (出典:デジタル99マガジンvol2 36-37P)

  • デジタル99マガジンvol3 41P

    (出典:デジタル99マガジンvol3 41P)

  • デジタル99マガジンvol3 42-43P

    (出典:デジタル99マガジンvol3 42-43P)

1996年

  • デジタル99マガジンvol4 41P

    (出典:デジタル99マガジンvol4 41P)

  • デジタル99マガジンvol5 41P

    (出典:デジタル99マガジンvol5 41P)

  • デジタル99マガジンvol5 42P

    (出典:デジタル99マガジンvol5 42P)

  • デジタル99マガジンvol6 41P

    (出典:デジタル99マガジンvol6 41P)

  • デジタル99マガジンvol6 42P

    (出典:デジタル99マガジンvol6 42P)

  • デジタル99マガジンvol7 49P

    (出典:デジタル99マガジンvol7 49P)

  • デジタル99マガジンvol7 50P

    (出典:デジタル99マガジンvol7 50P)

1997年

  • デジタル99マガジンvol8 40-41P

    (出典:デジタル99マガジンvol8 40-41P)

  • デジタル99マガジンvol9 40-41P

    (出典:デジタル99マガジンvol9 40-41P)

  • デジタル99マガジンvol10 40-41P

    (出典:デジタル99マガジンvol10 40-41P)

  • デジタル99マガジンvol11 40-41P

    (出典:デジタル99マガジンvol11 40-41P)

1998年

  • デジタル99マガジンvol12 70-71P

    (出典:デジタル99マガジンvol12 70-71P)

  • デジタル99マガジンvol12 72-73P

    (出典:デジタル99マガジンvol12 72-73P)

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