ツクモネットショップ20周年ありがとう企画 今vs昔 バックナンバー 2016年12月 - 自作パソコン・PC/パソコンとPCパーツの専門店【TSUKUMO】。自作PCに必要なパーツを豊富に取り揃えています。

以前のセキュリティソフトウェアは、コンピューターウイルスから保護するというシンプルなものでした。Kaspersky Internet Security 6.0も、そうした製品です。

コンピューターにとっての脅威と言えば、かつてはコンピューターウイルスでした。以前は、感染してコンピューターの動作を阻害するものがほとんどでしたが、今では、ひっそりと感染してコンピューターから情報を抜いたり、データを暗号化して「元に戻したければ金を払え」と脅したりと、「金銭」という実利を稼ぐためのツールとなっています。種類も実に多様化し、「ウイルス」という言葉で定義される以上の多様な悪質プログラムが出現しています。今ではこうした悪質プログラムを総称して「マルウェア」と呼ぶようになりました。

上の比較表にあるとおり、当社製品の搭載機能は10年間で飛躍的に増えました。これはまさに、私たちのインターネット利用の変遷と、そのために直面するようになった脅威の多様化を反映しています。買い物もバンキングもネット上で済ませることが当たり前になったことに伴って、ウイルス感染に気を付けるだけでなく、カード情報や銀行口座情報が漏れないようにする必要が出てきましたし、スマホやタブレットを使いこなす子供が過激なコンテンツに接することのないように配慮する必要も出てきました。もう、マルウェアから保護するだけがサイバーセキュリティではありません。

機能が増えている一方で、価格が下がっていることにもご注目いただけたらと思います。10年前の1年1台ライセンスと、今年の3年5台ライセンスの価格は、ほぼ同価格です。

ここではWindows版のみが比較されていますが、Kaspersky Internet Security 6.0がWindowsのみに対応するライセンス形態であったのに対して、カスペルスキー セキュリティ 2017は、Windows、Mac、Androidに対応するマルチプラットフォームライセンスとなっています。

カスペルスキーは、これからも脅威の移り変わりの一歩先を見据えながら製品作りを続けていきます。

なお、初期の製品パッケージは、当社CEOのユージン・カスペルスキーをフィーチャーしたものでした。2013以降は、グリーンを基調にKマークをあしらったシンプルなパッケージに変わりました。今でも当社製品は「カスペルスキーおじさん」と呼ばれることがありますが、初期パッケージのインパクトがよほど強かったということでしょうか…。

セキュリティソフトの代名詞の一つとなったカスペルスキー。その高い性能は日本のみならず、全世界で多くのユーザーの平穏な日常を守っています。弊社オリジナルBTOパソコン、eX.computer OS搭載モデルにも、付属ソフトとしてカスペルスキー インターネット セキュリティ 90日版をプリインストールしており、大変ご好評いただいております。

メーカー様のコメントにもあります通り、現在のカスペルスキーはシンプルなパッケージですが、昔からカスペルスキーを愛用している方には、やはりCEOであるユージン・カスペルスキー氏の印象が強いでしょう。

実は、ツクモeX.に、ユージン・カスペルスキー氏がご来店されたことがあるのです。2008年10月、Kaspersky Internet Security 2009 優待版パッケージに直筆サインを頂き、ご来店記念として限定販売させて頂きました。大変お忙しい中、情報セキュリティの世界的権威であるカスペルスキー氏にご来店頂けたことは本当に光栄なことです。その際は、誠にありがとうございました。以下、ご来店時の画像です。