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更新日:2016/09/15
今vs昔 -Microsoft Office編-20年前と現行の製品を徹底比較!!- 1999年 -
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Office 2000 Professional | Office Professional 2016 | ||
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必要CPU | 75MHz以上のPentiumプロセッサ | 必要CPU | SSE2 命令セットを搭載した1GHz以上のx86ビット または x64ビットプロセッサ |
必要OS | Windows 95、Windows 98、Windows NT4.0 SP3以降、Windows 2000、Windows Me、Windows XP、Windows vista | 必要OS | Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1、Windows 10 Server、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2 |
必要メモリ | 32MB | 必要メモリ | 2GB (64ビット版) |
必要空きディスク領域 | 217MB(Disk 1)、174MB(Disk 2) | 必要空きディスク領域 | 3GB |
必要光学ドライブ | CD-ROMドライブ | 必要光学ドライブ | -(ダウンロードでの提供) |
グラフィックス | 800×600、256色 | グラフィックス | 1280×800、DirectX 10 |
通信環境 | 9600bps以上のモデム | 通信環境 | 高速な回線(Office自体がダウンロードでの提供) |
商品構成 | 商品構成 | ||
Word | ○ | Word | ○ |
Excel | ○ | Excel | ○ |
Outlook | ○ | Outlook | ○ |
PowerPoint | ○ | PowerPoint | ○ |
Access | ○ | Access | ○ |
Publisher | ○ | Publisher | ○ |
Business Planner | ○ | Business Planner | - |
顧客データ マネージャ |
○ | 顧客データ マネージャ |
- |
Bookshelf Basic 2.0 | ○ | Bookshelf Basic 2.0 | - |
IME | ○ | IME | - |
OneNote | - | OneNote | ○ |
Excelグラフの種類 | 11 | Excelグラフの種類 | 18 |
Excel関数の 種類 |
246 | Excel関数の 種類 |
475(※一部Office 365が必要) |
Excelワークシートサイズ | 65,536行×256列 | Excelワークシートサイズ | 1,048,576行×16,384列 |
Excelブックで使用する色 | 56色 | Excelブックで使用する色 | 1,600万色 |
Excel元に戻すことのできる回数 | 16回 | Excel元に戻すことのできる回数 | 100回 |
Word文書あたりのブックマーク数 | 16,379 | Word文書あたりのブックマーク数 | 2,147,483,647 |
画面インターフェース | メニュー式 | 画面インターフェース | リボン式 |
販売価格 | 64,800円 (1999年7月当時) | 販売価格 | 64,584円 (2016年現在) |
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あえて言うまでもありませんが、業務上、Microsoft Officeは長年愛用してきたソフトウェアで、これが無かったら自分の仕事はどうなったのか想像もできません。
中でもお世話になったのはExcelとAccessで、特にAccessは長年ネットショップの根幹を成すデータベースソフトウェアとして利用してきました。
インターネットショップを始める前、Niftyのショップでは、商品は一枚のテキストデータで管理していて、そのテキストファイルに全ての商品データが含まれていました。もちろん、これは掲載商品の数が限られていたからこそできたことで、ツクモインターネットショップを立ち上げ、本格的なネット店舗を構築するにあたり、データの持ち方は大きな課題となりました。そこで白羽の矢が立ったのがAccess2000の前バージョン、Access97でした。
Access97で商品情報をデータベースで扱う基礎を作り、商品登録画面や受注データの管理画面なども用意して、数千数万という商品データを効率的に扱えるようになりましたが、ネットショップのご利用が拡大していく中で、ショッピングシステムの更なる増強を図るうち、やはりネックになったのはデータベース。そこでより優れた、当時最新のソフトウェアであったAccess2000への一からの再構築を行ったのです。
新しいデータベースの構造では、商品情報の一つの要素でも、数百万というレコード数が必要になりましたが、Access2000はそんな要望にも確かに応えてくれました(むしろ、当時のOSのファイルサイズ制限の方が問題になったくらいでした)。毎朝Access2000を起動して、終業時間まで格闘し、挫折し、閃き、挑戦しました。2000年問題も乗り越え、Office2000のサポートが切れるまで、本当に良き相棒でした。ここでは語り尽くせないほどの、数々のドラマがあります。正解への道筋は無限にあるが、速さには違いがある。当たり前のことですが、Accessでの開発で、自分の手で覚えた大きな宝です。
今では、ショッピングシステムの移行に伴い、Accessでの開発は昔ほどの規模では行っていませんが、バージョンが上がる度に最新のMicrosoft Officeと向き合う日々が続いています。Office最高です。もう一度言います。Officeは最高です。