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更新日:2016/07/01

今vs昔 -ASUSマザーボード編-20年前と現行の製品を徹底比較!!

今vs昔 -ASUSマザーボード編-

- 1996年 -
P/I-P55T2P4

今vs昔 VS

- 2016年 -
H170 PRO GAMING

今vs昔 -ASUSマザーボード編-

画像、資料提供:ASUS JAPAN株式会社様より

スペック

P/I-P55T2P4 H170 PRO GAMING
Form factor Baby-AT
※ATXモデル・XP55T2P4もありました。
Form factor ATX, 12 x 9.6
Chipset 430HX + PIIX3
※ノースブリッジとサウスブリッジの2個のチップで構成されていました。チップセットという言葉の由来とも言われています。
Chipset Z170
Socket Socket7
※IBM/CyrixやAMD-K5やK6などの互換CPUも挿せました。DIP SWでCPU倍率などを変更しました。
Socket Socket1151
Memory Memory Slots/
Maximum
4 x 72-pin SIMM; Max. 256MB Memory Memory Slots/
Maximum
4 x DIMM; Max. 64GB DDR4
Graphics Output
※VGAは必ず別途用意する物でした。当時は、VGAカードと呼ばれることが多かったです。
Graphics Output DP/HDMI/DVI/VGA
Slot PCIe 3.0 x16 0 Slot PCIe 3.0 x16 1 x PCIe 3.0 x16 (@ x16)
1 x PCIe 3.0 x16 (max. @ x4)
PCIe 3.0 x4 0 PCIe 3.0 x4 0
PCIe x1 0 PCIe x1 4
PCI 4 PCI 0
ISA 3 ISA 0
Media Bus2.0 1 Media Bus2.0
Storage &
Connectivity
SATA 6Gb/s
(incl. SATA Express)
Storage &
Connectivity
SATA 6Gb/s
(incl. SATA Express)
6
IDE primary、
secondary

※SATAケーブルではなく、フラットケーブルでした。1本につき、MasterとSlaveの2個繋ぐことが出来ました。
IDE
Floppy Drive 1
※フラットケーブルでした。Windows95まではOSインストールに必須でした。
Floppy Drive
SATA Express SATA Express 1
M.2 M.2 1 x PCIe 3.0 x4 up to 22110
(PCIe & SATA mode)
U.2 U.2 Hyper Kit にてM.2x1→U.2x1に変換可能
USB 3.1
(Type A/ C)
USB 3.1
(Type A/ C)
1 x Type-A
1 x Type-C

(USB 3.1 UPD PANEL にて Type-C 2ポート増設可)
USB 3.0 USB 3.0 6 (4@front)
USB 2.0 USB 2.0 8 (6@front)
USB 1.x pin
※Future
USB 1.x
AT
(Keyboard)
1 AT
(Keyboard)
PS/2 1
※ピンヘッダからスロット出し。PS/2マウスが出始めのころと思います。
PS/2
Printer 1
※parallelとも言われ、スキャナなどをつなぐ事もできました。
Printer
COM 2
※RS232C
COM 1*header
LAN Gigabit Ethernet LAN Gigabit Ethernet Intel Gb LAN
Audio Audio Codec
※Sound Blasterを搭載するのが主流でした。
Audio Audio Codec Realtek® ALC1150
販売価格 ツクモ販売価格:\17,800(税別)
(1997年11月11日当時)
販売価格 ツクモ販売価格:\17,064(税込)
(2016年現在)

※価格は全て税別表記です。

当時のユーザーズマニュアル

P55T2P4 rev.3.1 マニュアル
P55T2P4 rev.3.1 マニュアル

P/I-P55T2P4が販売されていた頃は、速さを求めてインテル以外の互換CPUも選べる楽しい時代でもありました。これらを対応するためにマザーボードも、その都度進化し幾つかリビジョンが生まれ長い期間で販売されました。マザーボードのCPUなどの設定は、現在のようにBIOS等で設定するのではなく、当時はマザーボード上にあるDIPスイッチでCPUのクロックスピードなどを設定していました。ユーザーが実装する形式のL2キャッシュや、Mediaバスと呼ばれるものなど今では珍しい機能もありました。

当時のパソコンは画面を表示するにはVGAカードが必須で、Matrox社 Millenniumや ATI社 All-in-Wonder128 などが人気でした。音を鳴らすにもサウンドカードが必要で、SoundBlasterシリーズを搭載するのがスタンダードでした。ハードディスクやスキャナにもSCSI接続が全盛の時代でもあり、PCIスロットにSCSIインターフェースカードを増設する方が多かったです。やっとPS/2製品も流通が増えてきたのもこの頃で、当時はPS/2キーボードを買うとAT・PS/2変換コネクタが付属されていました。

今のマザーボードにはオンボードでグラフィックスやサウンド・LANの標準搭載が当たり前で、ワイヤレスLANまで同梱されている製品がある現在では考えられない時代ですが、逆に作る楽しさがあったと思います。はじめてDIYした人も多い機種として語り継がれるモデルですが、安定した製品を供給し続けるというASUSの精神は今も引き継がれ変わっておりません。それは現在のゲーミングルーターなど新しいカテゴリ製品へ影響しています。

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当時ASUSTeKのP/I-P55T2P4は、大変指名買いの多い超大人気マザーボードでした。
ATX仕様が普及する以前、省スペースで運用できるBaby ATで組むのが流行していましたが、その立役者とも言える一枚です。
動作が安定していたことはもちろんですが、電圧設定の自由度が高いことや、長い期間に渡ってリビジョンのアップデートが行われ、CPUの変遷にも無改造で対応できたことが、多くの自作PCユーザーから圧倒的な支持を集めていました。このマザーボードで自作PCの道にハマった、という方も多いのではないでしょうか。

現在、非常に多くのカテゴリでヒット商品を発売し続けているASUS。その原点の一つが、P/I-P55T2P4であることは間違いありません。最新のマザーボードにもその存在感は受け継がれ、今日も多くのお客様がASUSのマザーを指名買いされています。
ASUSの商品を実際にご覧になりたい方は、秋葉原ツクモ DOS/Vパソコン館1Fの「ASUS フラッグシップ・ストア(http://www.tsukumo.co.jp/shop/dosv/)」または全国のツクモ各店までお越しください。

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