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更新日:2016/04/29
今vs昔 -ISDN vs 光回線編-20年前と現行の製品を徹底比較!!スペック
※価格は全て税別表記です。
ツクモネットショップ20周年ありがとう企画 今vs昔 バックナンバー 2016年5月
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1996年当時のインターネットは、アナログモデムによる接続から、より高速で安定性の高いデジタル回線接続=ISDNへと移行していく時期でした。INSネット64は、64Kbpsのチャンネルを2つ持ち、それまで困難だった「インターネットをしながら電話通話」や「通話しながらFAX」といった使い方ができ、ビジネスにも重宝されました。しかし、完全定額制であるフレッツISDNはまだ無かった時代で、インターネットを使う為のアクセスポイントへの接続には単位時間ごとに通話と同じ料金がかかる為、「最短時間で必要な通信を行い切断する」といった節約テクニックが重要となりました。その後、ISDNにもテレホーダイが導入され、月2,400円の定額で、夜23時~翌朝8時の間つなぎ放題となり、毎晩寝不足の方が多くいらっしゃいました。尚、INSネット64は、2016年現在でもお申し込み可能な継続しているサービスで、主にPOSシステムなどで利用されていますが、2020年以降を目処に終了することが予定されています。
また、ISDNには通信必須機器としてターミナルアダプタと終端装置であるDSUをユーザー側で用意する必要がありました。DSUはレンタルすることもできましたが月額料金がかかるため、ターミナルアダプタにDSUが内蔵されて安価となった、NECより同年5月に発売されたIT45DSUのヒットは必然とも言えました。また、その後継機であるIT55DSUは、2本の64Kbps回線を一つにまとめた128Kbps接続を実現するマルチリンクPPP通信に対応したこと、ファームウェアのアップグレードに対応したことなどにより、前機種を超える空前の大ヒットとなり、長い間ターミナルアダプタの人気上位機種となりました。