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更新日:2016/11/15 ![]() 昨今多くのメーカーが製品を投入し盛り上がりを見せているのが なぜ今コンパクトゲーミングPCが注目されているのか?
それはまずパーツ性能が上がったこと、特に省電力化による恩恵が大きく。 コンパクトゲーミングPCの宿命とも言えるべき熱問題は、ワットパフォーマンスの高いビデオカードの登場で解消されつつあります。 というわけで今回の自作PC講座では 大型のケースを置くスペースが無いという方、人とはちょっと違ったゲーミングPCを作りたいという方にオススメ。それではご覧ください。 □今回用意したパーツ一覧□PC自作で準備しておきたい工具
1. 準備編1-1 マザーボードの付属品をチェック2. CPUを取り付ける3. CPUクーラーの取り付けCPUを冷却するためのCPUクーラーを取り付けます。このCPUクーラーの取り付けが不十分だと十分な冷却が行われず熱暴走したり、止め具が外れて他のパーツを破壊する恐れがあります。ゆっくり作業を行ってください。 3-2 グリスを塗る3-3 CPUクーラーを固定する今回のケース「Suppressor F1」では、高さ140mmまでのクーラーに対応していますが用意したCPUクーラー「NiC L32」の高さは160mm。これではケースの蓋が閉まるわけはありませんね・・。やってしまいましたね 小型のPCケースで自作をする場合は、事前にサイズを調べておかないとこのようなトラブルが発生します。皆さんもご注意ください。 なお、ツクモ交換保証に入っていれば、上記のように設置して使えない場合でも別のCPUクーラーに交換することができます。 パーツ交換保証についてはこちら↓ 4. メモリーを取り付けるPCの基本性能を大きく左右するのがメモリです。作業自体はソケットに挿すだけの簡単なものですが、位置を間違えて押し込むと破損の危険があります、単純ながら奥が深いメモリー道、ここも慎重に行ってください。 5. 仮組み→動作チェック本格的にケースに組み込み前に、仮組みを行い動作チェックを行います。 <仮組みの注意点> ・濡れた手で触らない。 ・動作中のパーツには手を触れない。 ・マザーボードの袋の上で通電しない。 マザーボードが入ってる袋には導電性があります。付属の袋の上で絶対に通電はしないでください。箱の上に置いて行ってください。 特に問題なく起動(UFEI(BIOS)の画面が出る)すればこれまでの取り付けは成功です。異常があった時は一旦電源を落としてから、再度取り付け作業をやり直します。この時点で動作チェックを行っておく事で、CPU、メモリの取り付けが確実に行われていたかを確認すると同時に、もし取り付け不良が合った場合でもマザーボードをケースに組み込んだ後に比べ、作業スペースを広く取る事ができ、修正も楽に行えます。 6. マザーボードをケースに取り付ける。次はいよいよケースにマザーボードを取り付けます。基本はネジ止めするだけなので難しい事はありません。取り付ける位置をしっかり確認しながら作業を進めましょう。 7. ビデオカードを取り付ける![]() 3Dゲームを快適に楽しむためには外付けビデオカードの使用が必須となります。 今回は人気のGeForce GTX1060搭載のビデオカードを選定しました。こちらは長さ約174mmのショートモデルとなりますが、このケースなら一般的なサイズでも装着することができます。 8. ストレージ(SSD)を取り付ける2.5インチのSerialATA用SSDを取り付けます。Suppressor F1には簡単にドライブの脱着を行うための取り外し対応ベイがあるので取り付けはスムーズです。 10 各種ケーブルを取り付ける各デバイスへの電源ケーブルやパワースイッチ、リセット、USBなどへのケーブルを接続します。 11. 配線を綺麗にまとめよう。配線を綺麗にする意味は、見た目が良くなって気持ちいぃ~以外にも “空気が通りやすくなる”といったメリットがあります。 特に小型ケースは空気が滞留することが多く、ケーブルはなるべく少なくまとめてしまうのが良いです。 12. 完成!電源ケーブル、モニタ、キーボード、マウスを接続して本格的な動作検証とOSのインストールに移ります。万が一トラブルがあった場合には速やかに電源を落とし動作中のパーツには絶対手を触れないようにしてください。インストールが終わったら終了です。お疲れさまでした。 □最後に 2014年以来、2年ぶりのPC自作講座はいかがでしたでしょうか? 組み立て手順は2年前とほとんど変わってませんので、いまいち新鮮味には欠けると思いますが、各パーツのパフォーマンス、特に省電力性能は確実に進化していると実感しました。特に駆動音ですね、通常使用では微かにファンが回る音がするだけでとっても静かです。ゲーム中でもとくにうるさいとは感じませんでしたね。 実際にファイナルファンタジー14で遊んでみましたが、フルHDでも実に快適そのものでした。ちなみにフルHDでの最高品質でベンチマークは12800でした。 しかしこれだけのパフォーマンスを小型PCで実現できるなんていい時代になったものです。4Kゲーミングはさすがにきついですが、この構成ならフルHDでの3Dゲームのほとんどが高設定で快適に遊べます。 実にいいですねコンパクトゲーミングPC、流行る理由が分かった気がします。 パソコンを自作するなんて面倒じゃない?と思われるかもしれませんが、苦労して組み立てたPCなら愛着が一層湧いてきます。 何より自作は「楽しい」ですよね。 この特集で興味を持たれた方は、是非自作PCにチャレンジしてみてください! これから先PCはどんな技術的な進歩を遂げるのでしょう?そんな事を考えると今から次の自作講座がとても楽しみです。
PC自作講座(2016年版)Mini-ITXでコンパクトなゲーミングマシンを組んでみた。
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