type of Multimonitor
マルチディスプレイの種類
マルチディスプレイには画面の使い方に対して2つのモードがあります。
デスクトップが広くなるモードです。一般的にマルチディスプレイで利用されるのがこのモードです。
メインの画面を複製するモードです。こちらはプロジェクターなどに映すといった用途で使われることが多いです。

Use of Multimonitor
マルチモニターの利用用途
代表的な使用例を紹介します。
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株取引(デイトレード)
マルチモニターの活用法で一番有名なものといえば株取引でしょう。1台のモニターにチャートを表示し、最低でも3台以上(推奨6~8台)のモニターを使います。スピードと正確さが命の株取引ではマルチモニター環境は必須です。
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映像、イラスト制作
映像やイラストソフトはデスクトップの広さが作業効率の向上に繋がります。正確な色調を再現できるモニターで1台、映像処理で1台など映像業務でもマルチモニター環境は今では当たり前となっています。
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音楽制作
ミキサー、ソフトシンセ、エフェクターなどを表示すると1つのモニターでは足りません。音楽制作にもマルチモニター環境は必須といえます。
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プログラム制作
開発環境に1台、もう一方のモニターにはデバッグなどで使っている方が多いです。
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ゲーミング
MMO-RPG、フライトシミュレーション、レースゲームなどはマルチモニター化により一層大迫力で遊ぶことができます。
※ソフトがマルチモニターに対応している必要があります。 -
一般
日常でパソコンを使ってる人にもマルチモニターによるメリットは多々あります。例えば...
モニター1 モニター2 作業 テレビ・音楽・動画 モニター1 モニター2 作業 メール・チャット・SNS モニター1 モニター2 ゲーム 「攻略サイト」などを見る モニター1 モニター2 ブラウザを表示して情報を見比べる など
type of Graphics card
マルチモニターに最適なビデオカード
オンボードグラフィックでも、2台のモニターを繋げての軽い処理(インターネット、表計算、文章入力)なら問題はありませんが、映像系や画像系ソフトウェア、3Dゲームなど高いグラフィック性能を要求するソフトを使う場合は各ソフトウェアが推奨する性能以上のグラフィックカードを選択したほうがいいでしょう。
モニターへの接続数はビデオカードによって変わります
グラフィックカードには複数の出力端子が付いており、複数のモニター(大体3台か4台まで)を同時に接続表示する事が出来ます。
グラフィックカードの出力端子は、全てを同時に表示できる訳では無く、表示できるモニターの数には制限があります。接続表示可能なモニター最大数は、表の最大画面数をご参照ください。また、カスタマイズの画面に出力端子の形状が記載されていますので、接続するモニターとケーブルが規格に対応しているか合わせてご確認ください。
type of Connector
グラフィックカードのコネクタ説明
代表的な4つの映像出力コネクタを紹介します。
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DVI
2000年初頭からある、現在において一番スタンダードなコネクタです。DVI端子には、デジタル信号だけに対応しているDVI-Dと、変換コネクターなどを利用して、アナログ出力に対応しているDVI-Iがあります。
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HDMI
HDMIは家電メーカーなどが中心となり、デジタル家電向けのデジタル映像・音声入出力インターフェースとして策定された規格です。FullHDモニターと相性が良くPCモニターでもHDMI入力に対応したモニターが増えています。映像と音声を同時に出力出来るため、パソコンとモニターが対応していればケーブル1本で音声出力も可能です。
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DisplayPort
DisplayPortは、DVIの後継を狙った規格であり、標準化団体であるVESAによって策定されました。HDMI同様にデジタル映像と音声を同時に扱う事が可能で、現在では4Kモニターの標準的な接続端子としての利用が増えています。
D-Sub(15ピン)
VGA端子とも呼ばれる、古くから存在している接続規格です。D-SubのDは、デジタルのDではなく断面の形がアルファベットのDに似てることから名付けられました。多くのディスプレイと接続できますが、アナログ信号での接続となるのでBlu-rayや地デジなど著作権保護された映像は表示できない場合があります。
Try a Multimonitor
デスクトップPCでマルチモニター環境を作ってみよう
デスクトップPCを使ってマルチモニター環境の構築手順を紹介します。”構築”といってもケーブルを繋いであとはWindowsでちょちょいと設定するだけなので簡単です。
デュアルモニターの設定
内蔵ビデオ出力でもできるデュアルモニター環境は、最初のマルチモニターに最適です。

【デスクトップPC】デスクトップPCを使ってデュアルモニター環境を構築します。
クアッドモニター(トリプルモニター)の設定
4台のモニタを使ったクアッドモニタ環境を構築します。オンボードの場合は接続できるモニターは2台までとなります。3台以上のモニターを接続する場合は別途ビデオカードが必要です。多くのエントリーモデルPCでは、3画面以上の出力が出来ないのでビデオカードを増設する必要があります。3画面以上のマルチモニタ化には様々な方法がありますのでご紹介させていただきます。
オンボードと併用するやり方
オンボードで2画面とビデオカードで2画面、合計4画面にするやり方です。今使ってるPCがオンボードビデオをサポートかつビデオカードが増設されてるなら、4画面出力に対応している可能性があります、その場合これが一番コストがかからない方法となります。
ビデオカードを増設する際は、ビデオカードが挿せる拡張スロットがPCにあること、挿せるスペースがあるかなど事前に確認しておきましょう。

【BIOSの設定を行う】オンボードビデオ機能(CPU内蔵グラフィック機能)とビデオカードをOS上で同時に利用する場合は、まずBIOS設定を行ってください。
BIOS設定?難しそう・・と思いますが簡単です。一瞬で終わります。起動する際にF2やDELキーなどを押してUFEIを立ち上げ、チップセット設定からiGPU Multi-Monitorを有効にするだけ、これで内蔵GPUでもビデオカードからでも出力できるようになります。(iGPUは各社により設定する項目が変わりますので、マニュアルで確認をお願いします)
【注意!!】
※ Intel 5シリーズ以前のIntelチップセット製品はオンボードビデオ機能とPCIEビデオカードを同時利用することはできません。その場合は4画面出力に対応したビデオカードなど増設してください。

【モニターとPCをケーブルでつなげる】オンボードのビデオ出力端子とビデオカード出力端子にディスプレイケーブルを繋ぎます。
※変換コネクタが必要な場合はご用意ください。

【PCで設定して、完成!】デスクトップの画面でマウスを右クリック、画面の解像度(ディスプレイ設定)を選び左クリックしてマルチモニタの設定を行います。
※OSの種類により設定方法は異なります。
ビデオカードを2枚挿す方法
オンボードで2画面出力ができない場合はこちらです。マルチ出力対応のビデオカードを2枚挿して4画面に対応させる方法です。拡張スロットを2つ使うので小型マシンなどではビデオカードが物理的に刺さらない場合があるのと、多少相性問題が絡むことがあります。
4画面環境にする手順は難しいものではありません。しかし、PC(マザーボード)との相性や電源問題、メーカーマシンは基本ビデオカードの増設は非サポートになるなど初心者には色々厳しい壁がでてきてしまいます。
2画面は簡単だったのに4画面になると面倒・・。もっと簡単に4画面にできる方法ってないのでしょうか。 マルチモニターに対応したBTOマシンを用意すること。
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マルチモニター環境にはベゼルの狭い、狭縁モデルがおすすめです。ベゼルが狭いと映像の没入感が増し、更に違和感が少なくなります。
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