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更新日: 2011/04/28

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長いお休みの間にPCの自作をお考えのお客様も多いかと思います。
そこで今回は人気のインテル新型CPU、第2世代Core i3/i5/i7プロセッサーファミリーの特長を改めてまとめ直してみました。 と同時に注目のオーバークロック機能、CPU搭載のグラフィック、エンコード機能も独自に実験、検証いたしました。自作の参考にぜひお役立て下さい。

第2世代Core i3/i5/i7(Sandy Bridge)の特長
1.すべてのモデルにグラフィック機能を内蔵
第2世代Coreの内蔵グラフィックコアには、エンコーダーとして利用できる 「インテルクイックシンクビデオ」と新たな拡張命令「インテルAVX」を搭載。 さらに、プロセッサーナンバーの「K」が付くかどうかでコアが異なり
プロセッサーナンバーの後にKが付かないCPU (以下 本稿では「無印CPU」と表記いたします) HDグラフィックス2000
プロセッサーナンバーの後にKが付くCPU (以下 本稿では「K型番CPU」と表記いたします) には「実行ユニット数」の多いHDグラフィックス3000が搭載されています。
K型番CPUには、インテルP67 Expressチップセットとの組み合わせで動作倍率が「アンロック」になる特徴もあります。

2.進化したターボブーストテクノロジ
「インテル ターボ・ブーストテクノロジー2.0」に大幅にパワーアップ。 コアの数によって上昇幅を変える事で CPU全体にかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化させるように進化しました。 (i5/i7 にのみ搭載)

3.省電力・低発熱
32nmプロセスルール、第2世代Hi-K+メタルゲートを採用することで グラフィックコアやメモリーコントロールを搭載しながらも 今まで以上の高いパフォーマンスと低発熱設計になりました。

主なラインナップ

第2世代インテルCore i3プロセッサー
第2世代インテルCore i3プロセッサー
2コアを搭載したローエンドCPU。 ハイパースレッドテクノロジの搭載により 仮想4コアCPUとしての動作が可能です。
第2世代インテルCore i5プロセッサー
第2世代インテルCore i5プロセッサー
4コアを搭載したミドルレンジCPU。 ターボブーストテクノロジの搭載により必要に応じて動作周波数をアップさせることが可能です。
第2世代インテルCore i7プロセッサー
第2世代インテルCore i7プロセッサー
Core i5よりさらに動作周波数をアップ。 ハイパースレッド搭載で仮想8コアCPUとして動作。 ターボブースト機能との連動でさらなるパフォーマンスを発揮します。

■無印CPUとK型番はどこが違う? … 通常モデルよりオンボードグラフィック機能を強化したアッパーバージョン。
オーバークロックが可能になるロックフリー機能を搭載

機能早わかり表 (マザーとの組み合わせ図)
第2世代Core iシリーズはCPUとマザーボードの組み合わせで使用できる機能が変化します。下記に簡単にまとめてみました。

・オンボードグラフィック機能、エンコード支援機能の使用
  Core i7
2600
Core i7
2600K
P67
マザー
ボード
×
H61/H67
マザー
ボード
使用可
P67マザーボード+第2世代Core i3/i5/i7
ではオンボードのグラフィック/エンコード機能は使えません。 別途グラフィックボードが必須となります。
H61/H67マザーボード+第2世代Core i3/i5/i7
H61/H67マザーボードとの組み合わせでは今回追加されたエンコード支援機能を使用することが可能です。 別途グラフィックボードを搭載した場合、エンコード支援機能は無効になってしまいますが、マザーボードのBIOS設定で有効にできる場合があります。
★店員のオススメポイント!★
オンボードグラフィックの使用ならH61/H67マザーボードをチョイス。 値段を抑えながらもグラフィック機能の強化を図りたいならK型番CPUとの組み合わせがGPUの性能差が反映されるのでオススメ。
エンコード支援機能が必要ない場合には P67マザーボードに別途グラフィックボードを搭載してグラフィック機能を強化!


・オーバークロック機能
  Core i7
2600
Core i7
2600K
P67
マザー
4bin※1 ロックフリー
H61/H67
マザー
× ×
P67マザーボード+第2世代Core i3/i5/i7
P67マザーとの組み合わせ時のみ『ターボブーストテクノロジ(i5/i7 にのみ搭載)』 に加えてオーバークロックの設定が可能となります。
あまり知られていはいませんが、無印CPUとP67マザーボードの組み合わせでも多少のオー バークロックが可能です。
H61/H67マザーボード+第2世代Core i3/i5/i7
の組み合わせではオーバークロック機能は使えません。
★店員のオススメポイント!★
オーバークロックを楽しみたいならK型番CPUにP67マザーがベスト。
オーバークロック機能は不要という方はH61/H67マザーボードをチョイスで万全!
※1 第2世代Core i3/i5/i7 の場合、1bin で加速する動作速度は 100MHz です。
※オーバークロックは自己責任です。推奨するものではありません。保証対象外となります。


オンボードグラフィック機能を使うならH61/H67マザー
オーバークロックを楽しむならP67マザーボードとの組み合わせがお奨め!
…さらに!今回は第2世代Core CPUの実力を図るべく実際の動作を比較してみました。
禁断のオーバークロック機能を試してみた。
気になるオーバークロック機能を実験してみました。 使用マザーボードはP67チップセットを搭載したASUS製のP8P67 EVO。
オーバークロック時はBIOSの設定を倍率45倍に設定し、オーバークロックなしの状態と 比較してみました。
実験機スペック
CPU Core i7-2600 Core i7-2600K
動作クロック 3.4 GHz 3.4 GHz
ターボブースト最大時 3.8 GHz 3.8 GHz
ロックフリー機能 -
使用マザーボード ASUS P8P67 EVO
・Core i7-2600 通常時 ・Core i7-2600 オーバークロック時 ・Core i7-2600K オーバークロック時
グラフに多少違和感がありますが違いが分かりますでしょうか?
Core i7-2600でターボブーストを使用すると通常3.80Ghzのところオーバークロック時で4.20GHzをマークしており、無印CPUでも4binのオーバークロックが確認できました。 K型番との組み合わせでも設定どおりの4.5GHzのオーバークロックに成功しました。
※オーバークロックを推奨するものではありません。 また、オーバークロックによる故障、障害等は保証対象外となります。

グラフィック機能の比較
・FF14オフィシャルベンチマーク
グラフィック性能の比較としてFF14オフィシャルベンチマークを計測してみました。 計測結果は以下の通り。
CPU グラフィック機能 設定 ベンチマークスコア
Core i7-2600 オンボード
(インテルHDグラフィックス2000)
LOW 470
HIGH 246
Core i7-2600K オンボード
(インテルHDグラフィックス3000)
LOW 854
HIGH 422
Core i7-2600K NVIDIA® GeForce® 210
ビデオボード
LOW 503
HIGH 238
Core i7-2600K NVIDIA® GeForce® GT430
ビデオボード
LOW 1,954
HIGH 986
GeForce 210とオンボードグラフィックを比較してみると インテルHDグラフィックス2000でほぼ同等、インテルHDグラフィックス3000ではスコア比で約1.6倍のベンチマーク結果を示しました。 オンボードでありながらローエンドグラフィックボードと比較しても遜色のない性能を持っていると言えそうです。
本格的な3Dゲームを遊ぶ場合には別途グラフィックカードを搭載した方がスコアを期待できそうです。

エンコード機能の比較
・支援なし/クイックシンク/CUDA エンコード機能比較
次は気になるエンコード支援機能です。
CPUのエンコード機能のON/OFF時の実行値と、NVIDIA GeForceグラフィックボードに搭載されているCUDAとの実行値を計測、比較してみました。 計測方法はAVCHD形式1920x1080サイズ1分の動画を1920x1080サイズMPEG4形式に変換し、その実行時間を比較。エンコードソフトは「TMPEGエンコーダー」を使用しました。
CPU グラフィック機能 エンコード支援機能 完了時間
Core i7-2600 オンボード
(インテルHDグラフィックス2000)
クイックシンク OFF 2:19
ON 1:47
Core i7-2600K オンボード
(インテルHDグラフィックス3000)
クイックシンク OFF 2:19
ON 1:47
Core i7-2600K NVIDIA® GeForce® GT430
ビデオボード
CUDA OFF 2:19
ON 1:23
エンコード支援機能をOFFにした場合のタイムはいずれも同じ。これはグラフィックボードを搭載した場合でも同様でした。エンコード支援機能をONにして、クイックシンクを使用した場合3割近く高速化されました。 CUDAとの比較では、CUDAの方がやや優勢との結果が出ましたが、使用するソフトが支援機能をどの程度利用しているかによっても異なりますので、利用されるソフトの対応状況を確認して選択するのが良さそうです。 また、画質なども支援機能によって変化します。

詳細スペック
第2世代 インテル
Core i3プロセッサー
第2世代 インテル
Core i5プロセッサー
第2世代 インテル
Core i7プロセッサー
プロセッサー
ナンバー
2100T
(省電力版)
2100 2120 2400S
(省電力版)
2400 2500 2500K 2600 2600K
製造プロセス 32nm 32nm 32nm 32nm 32nm 32nm 32nm 32nm 32nm
パッケージ LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155 LGA1155
動作クロック 2.50 GHz 3.10 GHz 3.30 GHz 2.50 GHz 3.10GHz 3.30GHz 3.30GHz 3.40Ghz 3.40Ghz
コア数 2 2 2 4 4 4 4 4 4
最大スレッド数 4 4 4 4 4 4 4 8 8
ハイパースレッド - - - -
ターボブースト - - -
2次キャッシュ 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB 各コア256KB
共有3次キャッシュ 3MB 3MB 3MB 6MB 6MB 6MB 6MB 8MB 8MB
インテルHD
グラフィックス
2000 2000 2000 2000 2000 2000 3000 2000 3000
グラフィックコアの
動作クロック
最大1100MHz 最大1100MHz 最大1100MHz 最大1100MHz 最大1100MHz 最大1100MHz 最大1100MHz 最大1350MHz 最大1350MHz
対応メモリ デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333 デュアルチャネルDDR3 1333
TDP(熱設計電力) 35W 65W 65W 65W 95W 95W 95W 95W 95W
※製品によって映像端子が搭載されていないマザーボードもございます。ご購入時に必ず対応をお確かめ頂けますようお願いいたします。



ご注文お待ちしております


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