高解像度の綺麗な画面が特長のゲーム機、PS3やXbox 360の性能を存分に楽しむためにはどうしてもフルHDのテレビやモニタが必要。
しかし、フルHDが表示できて、パーソナルサイズのテレビは中々いいお値段だし、画面サイズがWUXGAのモニタを選ぶ時にはきちんと16:9で表示できるのか悩んでしまい、後一歩が踏み出せなかった方にオススメのモニタ、それがフルHD液晶モニタです。
名前の通り、パネルサイズがフルHD。初めから16:9の比率だから、映像が縦に間延びしてしまう心配がありません。しかも、机上にちょうど良いサイズが揃っています。
パソコンもゲームも地上デジタル放送もこれ1台でまかなえます。
入力系統
HDMI
デジタル家電やゲーム機で特に採用されているデジタルインターフェイス。映像、音声の各信号をデジタルで送ることができることができます。 地デジやブルーレイの映像再生に必要となるHDCPに対応しています。 映像信号部分はDVIと互換性があるので、DVI端子を変換して利用することもできます。ただし、音声信号は使えなくなるので別途サウンドカードなどからスピーカーに繋ぐ必要があります。
DVI
パソコンで多く採用されているデジタルインターフェイス。映像信号をデジタルでモニタに送るので、滲みのない綺麗な画像を表示できます。ピクセルがはっきりしている液晶モニタとの相性が抜群です。 DVI端子にはDVI-D (デジタル専用)とDVI-I (デジタル・アナログ兼用)がありますが、液晶モニタのDVI端子は現在はほとんどがDVI-Dとなっています。
D-Sub
昔からあるアナログ信号の映像端子です。ほとんどの液晶モニタに、ワンタッチで表示を最適化する自動調整機能が搭載されているので、デジタルとほとんど変わらないはっきりした表示が可能です。
画面表示
ドットバイドット
表示したい解像度通りに表示します。
フルHD (1920×1080)の液晶で、720P (1280×720)の映像を写す場合を例にすると、1280×720の領域だけを使って映像を表示します。 表示に使わない部分は大抵黒枠になります。
アスペクト比固定拡大
映像のアスペクト比に合わせて画面の使えるところまで拡大して表示します。
フルHD (1920×1080)の液晶で、720P (1280×720)の映像を写す場合を例にすると、1280×720 (アスペクト比 16:9)を維持したまま表示を拡大します。 フルHDはアスペクト比16:9なので、この場合は画面全体を使って表示されます。 1280×1024 (アスペクト比 5:4)といった解像度の場合、縦方向をいっぱいに使うように表示します。表示に使わない部分は大抵黒枠になります。
フル
画面いっぱいに表示します。
フルHD (1920×1080)の液晶で、1024×768 (アスペクト比 4:3)や1280×1024 (アスペクト比 5:4)の映像を写す場合を例にすると、画面いっぱいに引き伸ばして表示するので、アスペクト比 16:9の横に引き伸ばされたような映像になってしまいます
輝度
数値が高い方が明るいです。明るいほど、動画の表示が綺麗に感じます。
コントラスト比
数値が高い方が明るいです。明るいほど、動画の表示が綺麗に感じます。
ダイナミックコントラスト
ACRやDCR、ACMなどメーカーによって呼称はいろいろです。表示する内容に応じて自動でコントラスト比を変化させる機能です。 この機能があるものは大抵、写真、動画、テキストなどの用途に合わせた表示モードも搭載されています。
応答速度
残像感の原因の一つといわれる応答速度ですが、リフレッシュレートよりも速い応答速度であれば残像感を抑えられるはずです。 一般的な液晶モニタのリフレッシュレートは60Hz、このとき1フレーム書き換えに1/60ms=16.66msかかるので、これより小さい値のものを選択するといいでしょう。 動きのある画像の表示には中間色 (GTG)の応答速度が重視されるため、中間色表示の応答速度を強化しているモニタもあります。
パネル
TN、VA、IPSなど液晶パネルの方式がありますが、低価格のモニタはほとんどがTN方式です。フルHD液晶モニタは現在TN方式中心です。
視野角
液晶パネルの種類によってかなり変わります。視野角が広いほど斜め方向や上下方向から見ても色の変化が少なくなります。
液晶アーム
液晶アームのマウント部分はVESA (Video Electronics Standards Association)という業界標準化団体にて規格が定められています。 何種類かあるので、対応するアームを選びましょう。また、耐荷重についても前もって確認ください。
スピーカー
搭載している場合、別途スピーカーを用意する必要がなくなるので机上のスペースを節約できます。 音質面はどちらかというとよろしくないので、音楽やゲーム、映像鑑賞目的であれば据え置きのスピーカーを使っていただく方が迫力あるサウンドが楽しめると思います。 HDMI搭載モニタは、HDMI経由でのサウンド再生にもほとんど対応しています。
ピボット
ピボット機能があるモニタは画面を縦に回転できます。縦に長い書類ファイルを見たり、ゲームセンター感覚でゲームをしたいという方にオススメの機能です。 なお、縦画面表示はパソコンやゲームソフトの設定で変更する必要がありますので、使用できるかどうかは前もってご確認ください。 ピボット機能がないモニタでも、液晶アームなどを使えば縦画面に変更も可能ですが、縦画面での利用を想定してモニタが作られていません。故障の原因となる可能性があるのでご注意ください。
画面の光沢
部屋の照明や自分の顔が映りこまないものがノングレアタイプ、映りこみやすいものがグレアタイプです。 鮮やかな、コントラストの高い映像が好みであればグレアタイプの方がオススメです。 映りこみが気になる、長時間画面を見る、目が疲れやすい、という方にはノングレアタイプをオススメします。
枠の光沢
枠も画面と同じく、光沢加工されたものやつや消し加工されたものがあります。 光沢加工されたものは外見に高級感を与えてくれます。が、画面同様照明の反射などが発生します。 照明の反射が気になる方はつや消しのものを選ぶといいでしょう。
フルHD液晶モニタ比較表
より詳しいスペックはコチラ?
24インチ | サイズ | 入力系統 | 画面表示 | 応答速度 | スピーカー | パネルの 光沢 |
ピボット | その多機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
iiyama 価格¥ --(税込)0 pt |
23.6型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms/2ms (GTG) |
2W×2 | 非光沢 | ○ | スウィーベル (スタンドを固定したまま、モニター画面を左右に動かせる機能です) |
|
LG電子 価格¥ --(税込)0 pt |
24型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms/2ms (GTG) |
1W×2 | 非光沢 | ○ | ||
Acer 価格¥ --(税込)0 pt |
24型 | HDMI ×2 D-Sub ×1 |
2ms(GTG) | 3W×2 | 非光沢 | × | ||
Acer 価格¥ --(税込)0 pt |
24型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
2ms(GTG) | 2W×2 | 非光沢 | × | ||
SAMSUNG 価格¥ --(税込)0 pt |
23型 | DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms | なし | 非光沢 | × | ||
SAMSUNG 価格¥ --(税込)0 pt |
23.6型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms | 3W×2 | 非光沢 | × | スウィーベル (スタンドを固定したまま、画面を左右に動かせる機能です。) |
|
BenQ 価格¥ --(税込)0 pt |
24型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms/2ms (GTG) |
1W×2 | 非光沢 | × | ||
BenQ 価格¥ --(税込)0 pt |
24型 | HDMI ×1 DVI ×1 D-Sub ×1 |
5ms/2ms (GTG) |
1W×2 | 非光沢 | × | ウェブカメラ USBハブ |
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