AS Enclosure 550DTは、HDDホルダを共有化し、プライマリスペースに装備することにより、プライマリマシンとセカンダリマシンのシステムに応じた自由自在なHDDの分配を実現しています。例えば、ケーブルゲートを通じて複数のHDDに接続することにより、Mini-ITXマシンを大容量データサーバーとして使用することもできます。
プライマリ、セカンダリスペースとも奥行き約290mmの広大な拡張カードスペースを確保。
■プライマリ拡張カードスペース
NVIDIA GeForce GTX280やATI Radeon HD 4870 X2など全長250mmを超える最高峰クラスのビデオカードによるハイエンドSLI/CrossFireもしっかりサポートします。
AS Enclosure 550DTは「ダブルデッキ構造」に合わせたL字型トップカバーを採用しています。これにより、トップカバーを取り外すだけでセカンダリスペースへのアクセスが可能となり、Mini-ITXマザーボード上のメモリ、拡張カードの増設等のメンテナンス性を飛躍的に向上させています。
AS Enclosure 550DTの2つのマザーボードベースは、固定ネジを緩めるだけのイージーな着脱を可能にした「トレータイプ」を採用しています。マザーボード、CPU、メモリ等のシビアな取付作業をケースの外部で素早く安全に行なうことを可能にしています。
AS Enclosure 550DTのフロントパネルは、アッパーパネルとアンダーパネルに分割した「セパレート型フロントパネル」を採用しています。オプティカルドライブなど5.25インチデバイスの増設時にはアッパーパネルを、ダストフィルタのクリーニングを行なう際にはアンダーパネルを外すだけの高いユーザビリティを実現しています。また、フロントパネルの着脱には、プラロック(プラスティックロック)を採用し、ドライバーレスの容易な取り外しを可能にしています。
AS Enclosure 550DTには、セカンダリ電源ユニットホルダとセカンダリマザーボードのI/Oコネクタスペースにシールドプレートを標準装備しています。セカンダリマシンを構築しない場合には、このシールドプレートによって塵やほこりが開口部から進入するのを防ぎます。
AS Enclosure 550DTのフロントパネルには、2つのスイッチ&LEDユニットを装備。どちらのパワースイッチ、リセットスイッチにも、アルミインゴットをひとつひとつ丹念に削り出し、アルマイトを施した高品位アルミスイッチを採用しています。また、システムの稼働状況をオーナーに知らせるパワーLEDとHDD LEDには、低輝度でありながら視認性に優れるブルーLEDを採用しています。
AS Enclosure 550DTは、使用頻度の高い5.25インチベイを5基分設けています。これにより、オプティカルドライブ、ファンコントロールユニット、サーモインジケータなどの5.25インチデバイスの搭載をはじめ、5.25インチベイを2スペース利用する大型のクーリングユニットなど多彩なデバイスの同時搭載を可能にしています。
ステンレス合金に鏡面仕上げが施されたエンブレムプレートは、パッケージに包まれる直前の製造最終工程でリアパネルに取り付けられます。
AS Enclosureシリーズのエンブレムプレートは存在を主張するためのものではなく、日本の製造工場で厳正な生産管理の下、ひとつひとつ丹精をこめてつくり上げられた証です。
AS Enclosureシリーズの共通の特長として優れた剛性が挙げられます。その秘密は、一般的なPCケースが点で支える構造設計を用いるのに対し、AS Enclosureシリーズは面張力の理論を用いたモノコック構造を採用しているところにあります。
また、シャシーとカバーとが密接に結びつくことで成り立つこのモノコックストラクチャは、剛性のみならず、放熱性、静音性、制振性、防塵性などに優れたAS Enclosureの基本性能の基盤となっています。