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※若干筆者の主観が入ってますが、ご容赦下さい。 |
1998年 SE-50 / SE-70(販売終了) |
オンキヨーがPCサウンドに参入。当時は圧倒的にクリエイティブのSoundBlasterが人気。
ISAバスとPCIバスの過渡期でもありました。
先立ってクリエイティブからSoundBlaster Live!が登場し、プロ用サウンド並みの機能や音質を比較的手軽に手に入れられるようになりつつある中、オーディオメーカーが作る、音質にこだわった設計のサウンドカードということで注目を集めました。
当時、DTM(デスクトップミュージック)といえばMIDIが圧倒的。WebSynthというソフトウェアシンセが付属し、MIDIの音源にもこだわっていました。
ただ惜しむらくはISAバスだったことでしょうか。 |
1999年 SE-100PCI(未発売) |
サウンドカードはすっかりPCIバスに世代が変わり、オンキヨーからもいよいよPCIバス対応のサウンドカードが登場ということで、かなり盛り上がっていました。
チップに高品質、高音質と評判が高かった、PhilipsのThunderBird AvengerというDSPを搭載するということで、PCサウンドマニアの間では相当注目されていました。
が、しかし、チップ生産の遅れが原因で結局2000年に発売中止となってしまいました。
その後、このチップを搭載したサウンドカードは他社からいくつか発売されました。使ってみましたが、音もドライバも、癖のあるサウンドカードだったと記憶しています。 |
2001年 SE-120PCI(販売終了) |
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SE-100PCI発売中止から約1年。SE-120PCIが登場。ずいぶんと待たされただけのこともあり、店に出せばすぐなくなる、というヒット商品になりました。
ESS Maestro M3iとSigmaTelのハイエンドCODECを搭載、オーディオ機器同等の部品を使った贅沢なサウンドカードでした。
デジタル入出力が充実していたのも良かったです。
チップ内蔵のMIDI音源はあまりよろしくなかった(というか、FM音源だった?)ので、これもWebSynthが付属していました。 |
2002年 SE-80PCI(販売終了) |
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すっかりオンキヨーサウンドカードではおなじみの回路「VLSC」を初めて搭載、さらに音に磨きがかかり、しかもSE-120PCIの半額くらい(SE-120PCIが24800円(税抜)、SE-80PCIが12500円(税抜))と安価に手に入るということもあり、これも大ヒットしました。
手軽にPCサウンドをオーディオ機器レベルにすることができるSE-80PCIは、PCサウンドの音質というものに対してそれほど気を配っていなかった人にもアピールした、金字塔的製品といえるのではないでしょうか。
しかし、光デジタル出力×2というのが今もって不思議な仕様です。 |
2004年 SE-150PCI(販売終了) |
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これを初めてニュースサイトや商品情報で見た人は、きっとこう思ったことでしょう。 「コンビナート?」「何の工場よ?」
真ん中に鎮座する巨大コンデンサーに目を奪われる人は大勢いたことでしょう。
2ch専用出力とマルチチャンネル出力をそれぞれ搭載、PCをオーディオとして使う人、マルチメディアに使う人、幅広く対応できる強力なサウンドカードでした。
これを買う人はほとんどが2ch専用出力目的だったと思いますが。
この構成は後継のSE-200PCIにも受け継がれています。 |
2005年 SE-90PCI(販売中) |
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ある意味、オーディオマニアのためのサウンドカードでしょう。徹底的に2ch出力にターゲットを絞った再生専用カードです。
シンメトリ(対称)に配置された左右チャンネル専用VLSC回路が見た目にも美しい。
ロープロファイルPCI対応なのも結構うれしいところです。 |
2006年 SE-200PCI(販売中) |
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SE-150PCIの正統進化系。2ch専用出力回路にシンメトリ配置を採用したり、加えてマルチチャンネル出力の音質にも気を配った設計がされています。
LTDモデルとの比較写真で使っているこれは、現在筆者が使用中の私物でして。
我が家ではSE-150PCI-モンスターケーブル(BIL250)-GX-77Mと接続、それなりに満足しております。
SoundBlaster X-Fiも別のPCから同じ経路で使ってますが、明らかに音が違います。
X-Fiは部分部分をやや強めに色付けした派手な印象があるのに対して、SE-200PCIは、元の音に均等に力づけるような感じです。 |
2008年 WAVIO 10周年、SE-200PCI LTD発売! |